投資ノウハウ

米大統領選をどう乗り切る?米国株への影響は?|バンガード統計データを紹介

こんにちは、風見です。

今回は「アメリカの大統領選をどう乗り切る?米国株への影響は?」というテーマでお話ししていきます。

先日このようなツイートをしました。

https://twitter.com/hirofumi_kzm/status/1302874225737256960

👑米大統領選をどう乗り切る❓

11月3日の大統領選まで2ヶ月をきりました💨

メディアの中にはバイデンリスクを煽っているところもありますが、過去のデータを把握した上で挑みたいですね✨

失敗しない為には、事前に投資方針を決めておくのが良いと思います☺️

個人的にはどっちが勝ってもいいです笑

このような内容です。

今回は来る大統領選に向けて知っておきたい過去のデータと大統領選に向けた心構えについて私なりの見解をお話ししていきます。

  • 大統領選がどうなるか不安だ
  • 大統領選yearの過去の株価影響を知りたい
  • 投資で失敗したくない

という方にとって有益な内容になっていると思うので、ぜひ最後までお付き合い下さい。

最初に簡単に自己紹介させて頂きます。

わたしは給与所得を全世界株式への投資に回して、一部を米国株式ETFや個別株に投資しています。

ポートフォリオのざっくりとした内訳はこの円グラフの通りです。

個別株にも投資をしていますが、インデックス投資が中心です。

トランプとバイデンの政策の違い

はい、それでは本題です。

それでは先ずは両者の主張の差を軽く見ていきましょう。

先ず経済面では、新型コロナの流行によってアメリカの雇用環境は一変しました。

過去最長となった景気拡大局面が終わり、トランプ大統領の最大の強みを失っている状況です。

経済面での争点は主に次の2点が挙げられます。

1つが経済再開に向けた姿勢です。

トランプ大統領は可能な限り早期の経済活動再開を目指している一方で、バイデン氏は検査体制を強化しないままで経済活動を再開することに警戒感を出しています。

また減税についてもトランプ氏は減税に概ね積極的な姿勢を示しています。

一方でバイデン氏は個人の所得税をトランプ大統領以前の水準に戻すことを宣言しています。

次に外交面について。

対中姿勢で言うと、トランプ氏の方がより攻撃的ですが、バイデン氏も中国に対しては厳し目の姿勢を持っていますので、対中姿勢に関してはそこまで大きな差がないように見えます。

中国以外の国や地域、特にNATOについてはバイデン氏の方がより友好的な関係再構築に向けて積極的だと言えます。

この他にも移民政策や医療保険制度などの争点などがありますが、総じてバイデン氏になることで株式相場にはマイナスの影響があることがメディアや市場では共通認識となっています。

バイデン氏が大統領になると株は下落?

バイデン氏が大統領になることが懸念されている要因としてはいくつかありますが、主要なものとしてはキャピタルゲインへの課税の強化や法人税の引き上げなどがよく言われていることです。

ただ、実際はバイデン氏は政府調達では米国製品を優先する「バイ・アメリカン条項」を厳格化したり、500万人規模の新規雇用を生むことを宣言するなど、経済政策に消極的なわけではありません。

アメリカ経済を強くしたいと言う思いはアメリカの大統領なら持って当然なので、バイデン氏が大統領になるということが株安につながるということにはならないのかなと個人的には考えています。

民主党と共和党どちらの方がいいのか?

それでは次に選挙と株式相場の関係性をリターンとリスクの面から確認していきましょう。

リターン

このグラフは1860年からの年率リターンを表しています。

出典:https://www.vanguardjapan.co.jp

赤色のグラフが共和党が与党の時で、青色のグラフが民主党が与党の時のリターンです。

共和党が与党の期間は94期あり、その間の年率リターンは8.2%でした。

一方で民主党が大統領の期間は65期あり、その期間の年率リターンは8.4%でした。

つまりどちらが与党だろうとリターンにはほとんど影響しないということです。

また選挙がある年のリターンと選挙がない年のリターンを比較してみると選挙がある年は8.9%、選挙がない年は8.0%でした。

選挙がある年の方がリターンが高いという人もいるかも知れませんが、個人的には選挙のあるなしも正直そこまで変わらないなと考えています。

リスク

リターンがあまり変わらないことが分かりましたが、ボラティリティはどうでしょうか。

出典:https://www.vanguardjapan.co.jp

1964年から2019年までのS&P500の年間のボラティリティは15.7%でした。

一方で大統領選挙前の直近100日間のボラティリティは13.8%、大統領選後の100日間のボラティリティは13.8%という結果でした。

つまり、大統領選の前後の200日間はその他の期間に比べてボラティリティが抑えられているということです。

これは正直かなり意外な結果でした。

大統領選前後は通常よりもボラティリティが高くなると予想していましたが、結果は逆でした。

今回ご紹介したデータはリターンは1860年以降、ボラティリティは1964年以降とかなり長期のデータではありますが、過去のデータが将来を保証してくれるものではありませんので、過度な信頼は禁物です。

また、今年はコロナ第二波の影響など大統領選以外の要因が重なることで通常とは異なる動きをする可能性がある点は認識しておく必要があります。

大統領選に向けた心構え

データ上はそこまで過度に心配する必要がないことが分かりましたが、そうはいっても何が起こるか分からないのが株式相場です。

よって、何か想定外のことが起こった時でも投資で失敗しない為に3つのコツをお話ししたいと思います。

ニュースのヘッドラインはセンセーショナル

先ず1つ目がメディアに心を揺さぶられないようにするということです。

ニュースや新聞の見出しはいつもセンセーショナルです。

  • 「金融市場の崩壊」
  • 「米国株長期のリセッション入りか」
  • 「新たな失われた10年へ」
  • 「コロナショック再び」

など読者が思わず手にとってしまうようなキャッチーな見出しを出してきます。

投資をしていない人からするとそこまで深刻な影響はありませんが、投資家は自身の資産への影響が大きそうな見出しを見るとどうしても心が揺らいでしまいます。

メディアは露出を増やす為の施作として大袈裟にするのが仕事なので、そういうものだと思ってあまり気にしないようにしましょう。

短期的な値動きに惑わされない

次に、短期的な値動きに惑わされないということです。

2020年3月のコロナショックを1ヶ月や1年、5年といった期間で見ると大きな暴落に見えますが、10年、20年、30年と期間を広げると暴落ではなく調整と思えるはずです。

また今回のような暴落は数年おきにやってきています。それでも市場は成長してきたことを頭で理解して、心を落ち着かせるようにしましょう。

短期チャートは心臓に悪いです。

尊敬できるメンターに頼る

最後に、そうは言っても心が乱れてしまうことがあると思います。

その時に恐らく最も効果のある方法はメンターならどうするか、メンターならどう考えているかを想像する、もしくは実際に相談することです。

メンターがいないという方は、心が乱れたときに私のYouTubeチャンネルに戻ってきて下さい。

私は市場が暴落していた今年の3月頃に長期投資家の皆さんの心を落ち着かせる目的で20本以上の暴落に関する動画を出しています。

どの動画も暴落を過去のデータを統計的に元に分析しているもので、長期投資家の皆さんの助けになってくれると思います。

本当に有益だと思うので、暴落した時、もしくは今の段階から勉強がてらに見ておいて下さい。

暴落時の投資姿勢に大きく影響すると思います。

まとめ

以上、いかがでしたでしょうか。

今回は11月に控えているアメリカの大統領選に向けて皆さんに知っておいて欲しい内容をお話ししてきました。

データ上は共和党が勝っても民主党が勝っても株式市場への影響に大差はなく、ボラティリティへの影響もないということ。

今年はコロナの影響もあるので油断は禁物だということ。

ボラティリティが大きくなった時の対処法についてお話ししてきました。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

それでは皆さん、今日も素敵な1日をお過ごし下さい!

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