株式投資

【株式投資】暴落と高騰のサイクルに目を向けよう【歴史は繰返す】

こんにちは、風見です。

今回は記事タイトルにもあるとおり、株式市場は同じことを繰り返しているということについてお話ししていこうと思います。
同じことの繰り返しのことを今回はサイクルという言葉で表現していきます。
株式市場においてサイクルを認識することは、大きなリスクを回避することにもつながり、逆に小さなリスクで大きなリターンを挙げることにもつながりますので、ぜひ最後までお付き合い頂ければと思います。

サイクルの存在を認識する

私は投資の世界には確実なことはほとんどないと考えています。
どれだけファンダメンタルが優良な企業でも突発的な要因により業績が一変し倒産することもありますし、どれだけ将来有望だと思えていた業界も新技術の台頭で衰退していくことは当然の様に起こり得ます。
そんな中で私が信じられている原則が2つあります。

原則①:ほとんどの物事にはサイクルがあることがやがて判明する
原則②:利益や損失を生み出す大きな機会は、周りが原則①を忘れた時に生じる

あなたの周りにも、ずっと好調だったものが不調になったり、順調に前進していたと思うことが後退したりすることがあると思います。
プロ野球でも開幕10連勝したチームがリーグ戦が終了した時にはBクラスに沈むこともありえます。

物事には上昇と下降、成長と衰退があるというのが基本で、経済や証券市場、企業もその例外ではないのです。

このサイクルがある原因は人が関わっていることが大きな要因だと考えています。
人が客観的で冷静沈着な生物ならこうはならないと思います。
人には感情があり、感情がサイクルを作り出しているということです。
株式市場においては各種経済指標や企業の決算数値など定量的な要因もサイクルの要因となることは事実ですが、人の感情、心理的要因が加わると投資家は過剰もしくは過小な反応をし、サイクルの波の大きさを決定づけます。

信用サイクル

皆さん信用サイクルという言葉をご存知でしょうか。
信用サイクルとは金融市場で起こるとされている「回復・拡大・後退・修繕」の循環のことです。
投資の世界では信用サイクルが大きな影響力を持っています。
端的に言えば、景気が僅かに変動しただけで利用可能な信用の規模は大幅に変動し、資産価格や原因となった景気そのものに影響を及ぼします。

信用サイクルについて2段階に分けて説明すると、

プロセス①

1.経済が好況期に入る
2.悪材料がほとんどない為、融資に付随するリスクが低下したように見える
3.融資拡大
4.金融機関が融資合戦になり、与信基準緩和や供給資金の拡大に動く

この結果、本来なら融資に値しない借り手やプロジェクトに資金を提供してしまい、不良債権が発生します。
そして同じような事案が多数発生し、景気拡大局面は終了し、サイクルは下降局面に入ります。

プロセス②

1.損失を出した貸し手が融資姿勢を消極化させる
2.企業が資金不足に直面し、債務不履行や倒産が起きる
3.このような状況が景気後退を招き、さらに融資が消極的になる

景気が好調な時から後退する時にはこのように信用サイクルが大きくかかわっています。

そして、このプロセス②が行き過ぎるとサイクルは反転に向かいます。
消極的な市場では競争原理は働かずに、本当に信用力のある借り手からは高いリターンを得ることができるようになります。
そして、このような潜在リターンの魅力が資本を引き付けるようになり、回復へのサイクルに突入していきます。

サイクルは心理的要因がある限りなくならない

先ほどの信用サイクルの話でも分かって頂けたかと思いますが、そこには人の感情が大きく入っています。
好景気の時は楽観的になったり、強欲になることでリスクを軽視し過度に積極的になります。
そして景気後退期には憂鬱になったりパニックになったりすることで極度に消極的になります。

人がもし完全に冷静に客観的に計算に基づいてのみ判断を下すならサイクルはなくなるかもしれませんが、現実問題そのようなことは発生しません。

消費者は経済的要因や地政学的要因などに対して感情的に反応し、支出を増やしたり減らしたりします。
企業も景気拡大期に楽観的な未来を思い描き、設備や在庫を極端に増やし、景気が悪化するとそれらが業績に重くのしかかります。
投資家は証券市場が好調な時は企業の価値を過大評価し、状況が悪化すると過小評価します。

私たちは普段、このようなサイクルに身を置いていることを強くは意識していません。
そして過去に大きなサイクルがあったことも忘れ、もしくは今回は違うと思いこむようになります。
人は感情的な生き物で強欲な時はそれまで学んできた事実の一切を忘れ、過去の事象は当てはまらないと考えるようになります。
しかし、ほとんどの場合は未来は過去と非常に似たような状況になります。
強欲になりすぎるとそのこと自体が反転の要因となり、逆に憂鬱になりすぎるとそれも反転の要因となり、サイクルが作られていくのです。

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まとめ

以上、いかがでしたでしょうか。
証券市場では過去にブラックマンデーやITバブル、チャイナショックやリーマンショックなど多くの大きなサイクルを目の当たりにしてきました。
頻度としては約10年に一度はこのような大きなショックが起こるとされています。
私たちの人生と同じように株式市場にもサイクルがあるということを認識することでこれらのショックに備えることができるのではないでしょうか。

以上、今回も最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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