投資ノウハウ

米国株投資ではやっぱりSP500がおすすめ【VOO/IVV/VTI】

こんにちは、風見です。

今回は「市場平均(S&P500)への投資が結局は1番安心・安定」というテーマについてお話ししていきたいと思います。

先日このようなツイートをしました。

👑結局は市場平均が安心・安全です。

視聴者様からよく頂く質問で

「市場平均を上回りたいのですが、おすすめのセクターはありますか?」

というものがあります。

ここ数十年のリターンから、成績が良かったセクターはありますが、それらがずっと優秀だったわけではありません。

調べれば調べるほど、市場平均の素晴らしさに感心します☺️

こういった内容です。

今回は過去十数年間のセクター毎の投資実績データをお見せしながら、このツイートの内容を深掘りしていきたいと思います。

最初に簡単に自己紹介させて頂きます。

わたしは給与所得を全世界株式への投資に回して、一部を米国株式ETFや個別株に投資しています。

ポートフォリオのざっくりとした内訳はこの円グラフの通りです。

個別株にも投資をしていますが、基本的にはインデックス投資を主軸においた運用をしています。

(ブロガーの裏側)
下図は私が記事案を考えるときに作成するマインドマップです。
いつもこんな感じで記事の構成を考えています:)

S&P500に勝つセクターを選ぶのは難しい

はい、それでは本題です。

私が市場平均への投資が結局は1番安心で安定だと主張する背景には

市場平均を安定的に上回るセクター自体が少ない

ということが1番大きな理由です。

この表は2007年から2020年上半期までの各年のセクター毎の投資リターンを表しています。

2017、2018、2019、2020年上半期のデータを見ると情報技術セクターが上位にあり、ここ最近のハイテクセクターの強さがよくわかると思います。

ただ、この表を見て頂いてお分かり頂ける通り、例え情報技術セクターでも毎年上位のリターンを記録できているかというとそうではありません。

2008、2010、2011、2012年を見てみるとむしろ下から数えた方が早いくらいのリターンにある年もあります。

S&P500を上回った年と劣後した年をセクター毎にまとめるとこの表の通りとなります。

2007年から2019年までの13年間で市場平均を半分の7回以上アウトパフォームしたセクターは情報技術、一般消費財、ヘルスケア、不動産の4つだけという結果でした。

情報技術、一般消費財、ヘルスケアセクターは通算9勝4敗と高い確率でS&P500を上回っています。

実際に私も情報技術、ヘルスケアセクターのETFには投資していますが、こういった過去10数年のリターンを根拠に投資していることは事実です。

米国株人気セクターの投資収益

では、実際に情報技術、一般消費財、ヘルスケアの3つのセクターがS&P500と比較してどのような推移だったかを見ていきましょう。

人気セクターの投資収益(2007〜2020年)

では、実際に情報技術、一般消費財、ヘルスケアの3つのセクターがS&P500と比較してどのような推移だったかを見ていきましょう。

左のグラフは青色の折れ線が情報技術セクターETFのVGTm赤色が一般消費財セクターのVCR、黄色がヘルスケアのVHTの2007年から現在までの投資収益の推移を表しています。

この期間のリターンは、S&P500が8.48%だったのに対して、VGTは14.67%、VCRは11.29%、VHTは11.50%とやはりS&P500をアウトパフォームできています。

それも年率リターンで3ポイント以上上回っているので、本当に優秀な成績だと思います。

このグラフは2007年の年初時点で1万ドル、つまり約100万円を投資している前提になっていますが、2007年にこの決断ができた人は非常に素晴らしい投資収益を上げていると思います。

人気セクターの投資収益(2005〜2007年)

このスライドは先ほどの情報技術、一般消費財、ヘルスケアセクターの2005年から2007年までのS&P500と比較した投資収益を表しています。

2007年から2020年までの先ほどのグラフとは違い、この期間はS&P500を明らかに上回っているとは言えない投資収益となっています。

情報技術セクターは僅かにS&P500を上回っていますが、一般消費財セクターはマイナスリターンになってしまっています。

不人気セクターの投資収益(2005〜2007年)

一方で、最初の2007年から2020年までのセクター毎のリターンをみたスライドで、S&P500に負け越していた不人気セクターのこの期間の投資収益を見てみると、いずれもS&P500を大きくアウトパフォームしています。

エネルギーセクタは年率リターンが30%、通信セクターは13%、素材は16%とこの期間のS&P500の8.49%を圧倒しています。

どうでしょうか。

2005年から2007年の投資収益を見たときにあなたは、エネルギー・通信・素材セクターではなく、情報技術・一般消費財・ヘルスケアセクターに投資ができているでしょうか。

このように株式投資の世界では取る期間によって、見えてくる景色が大きく異なります。

また、今好調なセクターに投資をすることが必ずしも将来のリターンにつながるというわけではないということがおわかり頂けたかと思います。

これが私が、「市場平均は最も安心で安定だ」としている理由です。

SP500連動オススメ投資対象

ここまでの話を聞いて市場平均への投資に興味を持たれた方のために、私がオススメしているS&P500に連動する投資対象を簡単に紹介したいと思います。

投資信託

先ず、万人に最もオススメできるものとしては、投資信託でS&P500に投資ができる「eMAXIS Slim米国株式」や「SBIバンガードS&P500インデックスファンド」が挙げられます。

また、S&P500ではありませんが、米国全体に投資ができるファンドとして「楽天全米株式インデックスファンド」もオススメです。

ETF

ETFでは、シンプルにバンガード社のVOOやブラックロック社のIVV、また米国全体に投資ができるVTIがオススメです。

ステートストリート社のSPYというS&P500連動型のETFもありますが、ランニングコストが若干高めなので、ここではオススメにはあげませんでした。

そもそも米国株集中投資はどうなのか?

ただ、こういった話をすると「市場平均というけど、S&P500への投資もそもそもアメリカへの集中投資でリスクが高いじゃないか」という方もいらっしゃるかと思います。

こういった意見はまさにその通りだと思います。

アメリカはここ10年は非常に調子がよく、高いリターンを残してきたので、最近は人気が出ていますが、常に調子が良かったかというとそうではありません。

2000年代は新興国投資が最もパフォーマンスが良かったように、アメリカ以外の地域がアメリカをアウトパフォームする期間は歴史上何度もありました。

セクターに栄枯盛衰があるように、国単位で見てもそのパフォーマンスには栄枯盛衰があります。

私自身、アメリカのことを最後まで、どんな暴落があっても信じきれるか?と言われるとそうではない為、私の場合は全世界株式への分散投資を投資のコア部分においています。

アメリカへの投資は好調だけども、アメリカ一国集中投資が怖いという方は、全世界投資が良いのではないでしょうか。

まとめ

以上、いかがでしたでしょうか。

今回は「市場平均が最も安心で安定」というテーマでお話ししてきました。

最近は特にハイテクセクターのパフォーマンスが素晴らしすぎるため、皆さん熱狂状態にありますが、少し冷静になれるようなデータを紹介したつもりです。

ただ、勘違いして頂きたくないのです、私はセクター特化型投資を否定するつもりはありません。

結局投資は人それぞれの目的と人それぞれの性格にあった方法を選択するのが1番なので、今回の話も皆さんの投資生活の参考までとしてください。

それでは皆さん、今日も素敵な1日をお過ごし下さい!

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