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株式投資

【JT】高配当銘柄の代表・日本たばこ産業/JTの銘柄分析

こんにちは、風見です。

今回はインカムゲイン投資家に大人気の銘柄、JTの銘柄分析をしていきたいと思います。

「高配当で人気があるけど、実際のところどうなの?」
と疑問に思っている方やJTの事業や数値面について把握したいといった方向けの記事となっています。

また、本記事の最後に私なりの投資判断もしていますので、皆さんの投資ライフの参考になれば幸いです。

ただ、今回の分析はあくまで私個人の考えなので、参考程度として頂き、投資判断は自己責任で宜しくお願い致します。

今回は、会社概要、事業概要、市場環境、事業リスク、主要指標、株価の6つ議題で見ていきたいと思います。

YouTubeでは動画で解説していますので、ぜひYouTubeでもご視聴下さい!

JT会社概要

先ずは会社概要です。

社名は日本たばこ産業、本社は日本の東京で、1985年に設立された会社です。

資本金は1000億円、連結従業員数は6万4千人と超巨大グループです。

2018年の売上は約2兆円、利益は約5000億円となっています。

JTグループは、70以上の国と地域で事業を展開するグローバルたばこメーカーです。

Winston、Camel、MEVIUSやLDといったグローバルなブランドを保有しています。

主力のたばこ事業に加えて、医薬事業及び加工食品事業をJTグループの利益成長を補完する事業として、持続的な成長に向けて事業を展開しています。

JTは1985年に設立し、1999年にウィンストン/キャメルを買収し、世界3位のたばこメーカーとなりました。

その後も加工食品分野や医療分野を含めたM&Aを積極的に行い、今に至ります。

JT事業概要

JTの事業を紹介します。

JTは主にたばこ事業、医療事業、加工食品事業を展開しており、全体の9割ほどをたばこ事業で占めています。

また、たばこ事業は海外部門と国内部門とに分かれ、海外事業が全体の約60%、国内事業が全体の約30%となっており、

海外販売の方がウェイトが重い構成となっています。

海外販売は先ほどのスライドでご説明した通り、主に積極的なM&Aによる事業拡大による成果の部分が大きいです。

この表はJTの売上・利益の事業別推移です。

メイン事業の海外たばこ事業はここ3年ほどは成長していますが、売上・利益ともに全体的に頭打ちの状態となっています。

たばこの市場環境

先ほどのスライドで業績が頭打ちの状態になっているとお話ししましたが、特に紙巻きたばこは強い向かい風が吹いているのが現状です。

一方で日本を中心に加熱式たばこが普及してきており、今後の成長が期待されるというポジティブな面もあります。

世界の紙巻きたばこの需要は中国がTOPで全体の4割を占めます。

紙巻きたばこ市場はアメリカや日本などの先進国では増税や健康志向の高まりなどを受けて需要は減少傾向にあります。

また、各種規制強化もたばこ事業の向かい風となっています。広告面での規制に加えて、公共施設での喫煙規制が多くの国で導入されています。

今後、このような流れは強まっていくことが予想され、厳しい状況が続きそうです。

一方で新興国市場では人口増加や可処分所得の増加に伴い、たばこ需要は今後も拡大していくことが期待されています。

ここ最近は売上・利益ともに停滞気味でしたが、新興国市場の攻略がJTの重要課題の一つと言えると思います。

グローバルな競争環境としては、フィリップモリス社やブリティッシュアメリカンタバコ、インペリアルブランズなどがあり、JTを含めた4社で世界のシェアを奪い合っていくことになります。

たばこ事業リスク

先ず最初に挙げられるリスクは増税です。
日本に限らず世界各国で消費税に加えてたばこ税が増税されています。

JTは基本的には増税分は価格への転嫁をしています。つまり増税される度に値上げしているということです。

値上げによって販売数量減が懸念される他、廉価な非正規品の普及、低価格製品への需要シフトなどのリスクがあります。

次に各種規制強化があげられます。
日本でも分煙の流れが強くなっていますが、愛煙家にとって厳しい時代が予想されています。

歩道はもちろんマンションのベランダも喫煙不可になりつつあります。
また加熱式たばこやフレーバーたばこの規制も強化される懸念があり、

今後、規制が強化されることはあっても緩和されることはないという厳しい状況にあります。

また、グローバルでの競争激化もリスクとしてあります。
先ほど挙げたフィリップモリスやブリティッシュアメリカンタバコなどグローバルなプレイヤーとの競争激化による収益の圧迫が懸念点として挙げられます。

最後に消費者志向の変化です。
日本含めて、若年層のたばこ離れは顕著です。
昔はドラマやCMの影響でたばこを吸っているのがかっこいいというイメージがあり、急激に喫煙者人口が増えましたが、近年は全く逆の流れにあります。
先進国市場でのたばこ需要の減少をどうカバーしていくかが重要な課題となります。

売上・利益

売上・利益は前のスライドでも見た通り、直近数年間は頭打ちの状態で成長出来ていないように見えます。

ただそうは言っても利益率は20%以上をキープしていますので日本の企業の中では非常に優秀な業績となっています。

EPS・BPS・配当

EPSはここ3年間は減少傾向にあります。EPSは一株当たり利益のことです。

一方で一株当たり配当金は増加していますので、配当性向も高くなってきています。

2018年は約70%なので、個人的には配当を重視している人にとっては要注意な水準かなと思います。

ROE・ROA

ROE・ROAは経営の効率性を示す指標ですが、いずれも安定的に高いレベルで推移しています。

日本企業の場合は10%というのが一つの基準と言われています。

PER・PBR

割安性を示すPER、PBRはここ数年は低い数値となっています。

数値だけをみると割安といってもいい水準かと思います。

株価推移(vsTOPIX)

2017年を100とした時の株価推移をTOPIXと比較しています。

JTは最近株価が下がっていますので、純粋に株価だけをみると市場平均を下回っているのが分かります。

投資判断基準

まとめ

以上、企業/事業概要や各種数値を見てきましたが、個人的には現段階では投資対象にはならないかなと考えています。

理由は

・今後の企業としての拡大が海外たばこ事業の成長性への依存大が非常に大きいこと

・各種業績/財務指標は安定しているもののEPSは不安定であること

・今後の規制強化や志向変化による業績への悪影響が懸念されること

・配当性向も高まりつつあり、増配余地に不安感があること

・海外たばこ事業の成否によるが、株価成長も不安があること

などがあげられます。

配当狙いの方にとっては魅力的な利回りかもしれませんが、EPSと配当、配当性向をみると将来の増配余地がなかったり、

減配の不安が出てくるので、インカム狙いという点でも長期的には厳しいかなと考えています。

特にJTへの投資判断は人によって大きく異なるかと思いますので、ぜひ皆さんのJTへの評価をコメントしていって頂ければと思います。

引続きJTの事業と株価はウォッチしていきますので、一緒に勉強できればと思います。

宜しければ、YouTubeもご視聴下さい!

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