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株式投資

投資の基本は「長期・分散・積立」

こんにちは、風見です。

投資の世界には王道と言われている手法・考え方があるのはご存じでしょうか。
それは「長期投資・積立投資・分散投資」の3つです。
この3つを適切に淡々と行っていくことが安定的なリターンを出すうえで非常に重要だと言われています。

よって、今回は投資を始めたいけど手法を悩んでいる方や、なぜ長期・積立・分散が王道なのかを知りたい方に向けてお話ししていきたいと思います。

最初に前提としてお話ししておきたいのが、本記事は短期トレードを否定する趣旨の動画ではなく、投資の王道の一つとして、こういった考え方があるという一つの事例紹介としてご覧頂ければと思います。

投機ではなく投資がしたい人におススメの投資法

長期・積立・分散投資の話をする前に、先ずは投機と投資の違いについて認識を合わせていきたいと思います。

投機と投資の違いは読んで字のごとく、投機は「機会」にお金を投じること、投資は「資本」に投じることです。

投機は短期間で価格変動が大きいモノ対してリスクをとって安い時に買い、高い時に売るといったように機会に資金を投じる行為をさします。
一方で投資は短期ではなく長期間で投資対象の成長を期待して資本に資金を投じることを指します。
今回の動画は、“投資”に関するもので、短期間でのリターンを目的とした“投機”におススメの方法論ではないので、その点をご承知おきください。

また短期の投機と長期の投資どちらが良くて、どちらが悪いという考えは私はもっていません。
短期的にお金持ちになるには投機が必要ですし、リスクを抑えて長期目線で取り組むときは投資が必要です。
目的によって使い分けることが大切だと考えています。

分散投資とは

投資の王道である長期・分散・積立について、先ずは分散投資について説明します。
分散と一言に言ってもいくつか種類がありますので、主要なモノについて説明します。

商品の分散

先ず一つ目は商品の分散についてです。
商品の分散とは、主に株式や債券など異なる金融商品を組み合わせて分散することを指します。
資産運用の格言に「卵はひとつの籠に盛るな」というものがあります。
ポートフォリオを株式100%にすると一般的にはかなりリスクが高いと言われます。
リーマンショック時の様に半年間で40%以上資産価値が下落するといったことにならないように、債権を組み込んだり、REITを組み込んだりすることでリスクを低減させる効果があると言われています。
株は債券に比べてハイリスク・ハイリターンです。リスクをとって高いリターンを目指すほど株式の比率を上げ、リスクを抑えるほど債券の比率を上げるようにするのが一般的です。
資産クラスだけでなく、株式への投資の中でも出来るだけ銘柄を分散したほうがリスクは回避できます。
1銘柄だけにしか投資をしていない場合、その銘柄が30%下落すると資産も30%下落してしまいますが、10銘柄に均等投資すれば、その影響は3%に抑えられます。
このように株式100%の投資にする場合でも、銘柄を分散させることでリスク回避の助けになります。

地域の分散

次に紹介するのが地域分散です。
地域の分散も分散投資の重要な要素です。
例えば日本の失われた20年という低迷期間に日本にだけ投資をしていたら、リターンは低いですが、その間アメリカに投資をしていればリターンは全く異なる結果になります。
その期間のGDP推移をみると日本は3.9兆ドル→4.9兆ドルとわずかに1兆ドルしか増えていないのに対して、世界のGDPは25兆ドル→75兆ドルとなっており、日本が停滞している間も正解は着実に成長していたことが分かります。
このように地域を分散させることでリスクを分散させることが出来ます。
ただし、最近は地域分散に関してはその効果が薄れてきていると個人的には感じています。
直近の例では米中貿易戦争やブレクジットはもはや全世界の株式相場に影響しています。
企業活動のグローバル化、経済の相互作用が益々強まっていることが影響していそうです。

通貨の分散

次が通貨の分散です。
円だけでなく、米ドル、ユーロなど外貨建て資産で分散します。
通貨を分散しておくことで、円の価値が下がっても、他の通貨で補完することができます。
特に、世界の基軸通貨である米ドルを保有しておくと分散効果が高まります。
私の個人的な意見ですが、日本円だけしかもっていないというのはリスクが高いと考えています。詳しくは別の機会にお話ししますが、日本の将来の国際競争力を考えた時に今以上のポジションを保てていると予想できないからです。
とはいっても、日本に住んでいる人にとっては日本円を使う機会が多いので、3年以内に予想される出費はしっかりと円で持つようにしましょう。
キャッシュポジションの重要性についても今後解説する予定です。

以上が、分散投資の概要です。

積立投資とは

次に積立投資についてお話ししていきます。
株価は様々な影響を受けて変動するので値動きを完全に予想することはほぼ不可能と言っていいでしょう。
割安だと思って一括投資した後に大暴落が来てしまうと精神的にかなりきつくなってしまうかもしれません。
積立投資は投資するタイミング(時間)を分散することで、高値掴みを回避し、リスクを低減させることが出来ます。
投資では安く買って高く売れば利益になりますが、現在の価格が安いかどうか判断することは困難です。
そこで、一度にまとめて買うよりも、時間をあけて複数回にわけて購入することで、高値で購入するリスクを抑えることができます。
時間の分散では、「ドルコスト平均法」がよく使われます。
ドルコスト平均法とは、価格が変動する金融商品を、定期的に一定金額購入していく投資法のことです。
価格が低い時は多くの株を購入し、価格が高い時は少量を購入することによって、平均買付単価を下げることを目指した手法です。

長期投資とは

最後に長期投資についてお話ししていきます。
株式投資の世界では、投資期間が長期になればなるほどリスクが低減し、リターンが安定すると言われています。
過去の実績からみると、保有期間が5年の場合は元本割れしてしまうケースが15%ほどあったのに対して、20年間保有すれば元本割れするケースは0%でした。
1997年のアジア通貨危機、 98年ロシア財政危機、他にもドットコムバブル崩壊やリーマンショック、ギリシャ通貨危機、チャイナショックといったように5年に一回くらいは金融危機は起こりますが、世界経済はこれらの経済危機を乗り越えて長期では成長していきます。
短期ではなく、長期で運用することでリスクを抑えた安定的な投資が可能になります。

まとめ

以上、「長期・積立・分散」についてご理解いただけたでしょうか。
今回紹介した長期・分散・積立投資は短期間で大きなリターンを求める方にとっては適切な手法ではありませんが、長期間で安定したリターンを求める方にとっては良い手法だと考えています。
確かに銀行預金と違い、元本割れのリスクがあることは事実ですが、経済に自身の資金を参加させることで世界の成長と合わせて自身の資金を成長させることが出来ますので、世の中がこれからもよくなっていくと考えている方はぜひ長期・分散・積立投資を実践して頂ければと思います。
個人的におすすめするのは広く分散されたETFや投資信託への投資ですが、個別株をやってみたいという方は先ずは気になている銘柄の過去20年間の推移を確認してみましょう。
常に長期のチャートを見る癖をつけることで長期運用の習慣がついてくると思います。

以上、最後までお付き合い頂き有難うございました。

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