投資ノウハウ

株式投資におけるグロース株と高配当株の共通戦略【結論:配当再投資の威力は絶大】

こんにちは、風見です。

株式投資をしているといろんな派閥の闘争があったりしますよね。笑

例えばインデックス投資派vs個別株派や投資信託派vsETF派などですかね。

その中にはグロース株vs高配当株という話題もあったりします。

今回はこのグロース株と高配当株について焦点を当てていきたいのですが、どちらがより優れているかということをお話ししたいわけではありません。

私個人としてはそれぞれに特徴、メリット、デメリットがあり、絶対的な正解はないと思っています。

実際に私はインデックス投資をメインとしながらも一部個別株を買っていますし、ETFをメインとしながらも投資信託も買っています。

では、何を話すかというとどちらにも共通して大切なこと、共通してリターンを大きくする戦略があるという話をしていきます。

結論から言うと

配当再投資はどちらにとっても非常に重要な戦略

だということを説明していきたいと思います。

グロース株・高配当株の長所短所

配当金再投資の話をしていく前に先ずはグロース株と高配当株の特徴についてそれぞれ簡単に見ていきたいと思います。

グロース株とは

グロース株とは、企業の売上や利益の成長が高く、その成長性に期待がかかり、株価の上昇が期待できる株式のことで成長株ともいわれます。

革新的な商品やサービスを通じて市場シェアを拡大し、増収増益を続けているような企業が多く、名前もよく知られていて人気の高いという特徴があります。

2000年以降では特にIT関連銘柄がグロース株の代表と言えますね。

GAFAなどがそうです。

グロース株のメリット・デメリット

グロース株のメリットとしては、価格の急激な上昇が期待されることです。

デメリットとしては急激な下落や、その企業への期待値が既に株価に反映されきっていて、期待通りの成長をしても株価が思ったよりも上昇しないことなどが挙げられます。

高配当株とは

高配当株とは相対的に配当利回りが高い銘柄のことをさします。

私の感覚的には個別株なら3.5%、ETFなら3%以上の銘柄が高配当かなという感覚です。

これは人によって異なるのですが、いずれにしても相対的に高配当なものと認識して頂ければと思います。

高配当株のメリット・デメリット

高配当株のメリットとしては、当然と言えば当然ですが、配当という形で利益確定ができることや下落相場で底堅いことなどが挙げられます。

一方でデメリットとしては、企業の利益を配当という形で配賦してしまうことでさらなる成長の足かせになりうることや配当は毎回課税されてしまうので、効率が悪くなり得ることなどが挙げられます。

冒頭でもお話しした通り、いずれも一長一短ということがなんとなくお判りいただけたかなと思います。

グロース株と高配当株の過去のリターン比較①

では、次にそれぞれがどのようなリターンを挙げているかを見ていきたいと思います。

こちらのグラフは1993年に100ドルを投資した場合の米国高配当インデックスと米国成長株インデックスを比較したグラフです。

この二つのグラフでの最も大きな違いは、当たり前ですが、青色部分のインカムゲインのところですね。高配当株の方は334ドルを配当としてリターンを得ているのに対して、グロース株は93ドルです。

一方でキャピタルゲインは高配当が521ドルなのに対して、グロース株は727ドルとなっています。

当たり前ではありますが、それぞれの特徴がしっかり出たグラフであることが分かると思います。

結果としてキャピタルゲインとインカムゲインを合わせた利益はほぼ同等になっています。

グロース株と配当株の過去のリターン比較②

先ほどのグラフは受け取った配当を再投資しない前提での結果でしたが、次は配当を再投資した場合の結果を見てみましょう。

水色の箇所が配当再投資によって追加で得られた配当利益で黄緑色の部分が配当再投資によって得られたキャピタルゲインの箇所です。

前回のグラフと比較すると両方とも大きくリターンが向上していることが分かります。

このグラフを見た時に高配当株の方がリターンが大きいとかいう話はあくまで過去のはなしなので、将来どうなるかは分からないと個人的には考えています。

過去の結果が必ずしも将来の結果を約束してくれるわけではないのは株式投資に限った話ではないというのが持論です。

ただ、確実に言えることは配当を再投資することで利益を伸ばせるということです。

グロース株にしろ高配当株にしろ、しっかりと複利の効果を生かして、配当再投資をすることでリターンを最大化できています。

グロース株投資、高配当株投資のどちらの戦略をとるにしろ、長期投資において配当を再投資して複利の効果を生かすことは、資産を最大化する上で重要

ということがお判りいただけたかと思います。

まとめ

私はVTをコアにVTIや個別株などをサテライト運用しています。

この戦略が他の投資法と比べてリターンが上回るかどうかは分かりませんが、配当を再投資するという戦略に関しては最適な戦略だと確信しています。

みなさんもぜひどのような戦略をとるにしろ、配当再投資は継続して行って頂ければと思います。

以上、皆さんの投資生活の参考になれば幸いです。有難うございました。

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