投資ノウハウ

【GAFA】投資のリターンが凄すぎる【集中投資が怖い人へのおすすめ代替案も】

投資で儲けたいならGAFAに投資をしろ!!」と言われているかのように、アメリカのITの巨人たちへの資金流入が止まりません。

コロナウイルスでマイナスの影響を受けるどころか、コロナを追い風に株価は過去最高を更新し続けています。

非常に強い株価推移を見てGAFAに投資をしたいと考えている人も多いのではないでしょうか。

今回はGAFAと呼ばれるようなIT最大手の企業たちが実際にどのようなリターンをもたらしてきたかを検証しつつ、GAFAへの集中投資は怖いという人に代替手段も提案していきたいと思います。

  • GAFAの直近のリターンを知りたい
  • GAFA投資の代替案を知りたい
  • GAFA投資の注意点を知りたい

といった方にとって有益だと思うので、ぜひ最後までお付き合い下さい。

最初に簡単に自己紹介させて頂きます。

わたしは給与所得を全世界株式への投資に回して、一部を米国株式ETFや個別株に投資しています。

ポートフォリオのざっくりとした内訳はこの円グラフの通りです。

個別株にも投資をしていますが、基本的にはインデックス投資を主軸においた運用をしています。

私はGAFAの中では、AppleとGoogleに実際に投資をしています。

実際に資金を投じている投資家としての意見も合わせて紹介していきますね。

GAFAとは|FAANGってなに?

ちなみに、日本ではGAFAやGAFA+Mと読んでいますが、アメリカではFAANGもしくはFAANG+Mと表現することの方が一般的なようです。

改めて紹介するような銘柄ではありませんが、FAANG各社について簡単に紹介したいと思います。

FAANGとはフェイスブック、アップル、アマゾン、ネットフリックス、グーグルの5社のことを指しています。

Facebook|フェイスブック

フェイスブック(Facebook)はソーシャルメディアで最大規模のフェイスブックを運営している企業です。

フェイスブックは広告収入で得た潤沢な資金で2012年にインスタグラムを、2014年にWhatsAppを買収し、SNS業界を牛耳っている企業ですね。

最近は暗号資産のリブラの構想を打ち出したことが話題になりましたね。

世界での月間アクティブユーザー数は24億人と言われています。

現在の人口が75億人ほどなので、3人に1人くらいはFacebookユーザーという計算ですから、その影響力は凄まじいものがあります。

Apple|アップル

アップル(Apple)は、ハイセンスな外見とクオリティの高いIT関連機器を製造、販売するIT業界の巨人です。

売上の約6割iPhoneが占めています。

Appleは世界中にアップル信者と言われる熱狂的なファン層がおり、そういった人たちはアップル社の製品に高い金額を投じることが生きがいとまで言われています。

ここ最近はiPhoneやiPad、Macといったハード以外でもiCloudやアップルTVなどのサービス分野での拡大に力を注いでいます。

Amazon|アマゾン

アマゾン(Amazon)は世界最大規模のECショップを展開しています。

元々は書店のイメージが強かったですが、今や服や日用品など取り扱っていない商品を探すのが難しいほどの商品ラインナップで事業を展開している国では圧倒的なシェアを誇っています。

また最近はクラウド事業であるAWSやAmazonプライムなどの分野でも業界を牽引しており、成長力が魅力の企業ですね。

Netflix|ネットフリックス

ネットフリックス(Netflix)は動画配信サービスの世界最大手の企業です。

元々は日本で言うTSUTAYAのようなDVDレンタル事業者からスタートした会社ですが、事業の場所をオンラインからオフラインに切り替えたことで急激に成長してきました。

2020年のコロナウイルスによる巣篭もり需要のおかげもあり、現在は1億9000万人を超える有料会員数を持ちます。

事業内容自体は他社が真似できるものですが、先行者優位を圧倒的に活かした経営で一気に巨大企業にのし上がってきた印象ですね。

今ではオリジナルコンテンツを含めた圧倒的なブランド力・経済的な堀を築いていると思います。

Google(alphabet)|グーグル

グーグル(alphabet)は世界検索エンジンサービスシェアが90%を超える世界最大の検索サイトを運営している企業です。

クラウド事業やYouTubeだけではなく、ハードウェアの販売もしていますし、最近は自動運転車の開発にも事業を拡大しています。

既に世界で圧倒的なシェアを持っているため成長余地が限られていると思いきや、2020年現在、実は世界中でインターネットが使える人は全体の半分ほどしかいません。

残りの50%の地域でインターネットが使われるようになれば益々成長していくことは間違いないと考えています。

さて、このような世界を牛耳っている企業たちの最近のの投資収益を見ていきたいと思います。

FAANGの投資リターン

このスライドでは、FAANGの投資収益を最高のインデックスの一つと言われているS&P500に連動するETFであるSPYとハイテク銘柄の成長の恩恵を受けることができるQQQと比較しています。

左側のグラフの青色の折れ線はFAANGをそれぞれ20%ずつ組み込んだポートフォリオで、赤色がSPY、黄色がQQQの2015年以降の投資収益の推移を表しています。

このグラフを見るとまるでSPYやQQQのリターンが悪いように見えてしまいますね。

ただ実際はSPYの年率リターンは10.79%と二桁を超えていますし、QQQに関しては19.54%といずれも驚異的なリターンといえる実績です。

ただ、FAANGが年率リターン37%という衝撃的なリターンなのでこの二つの最高のETFが霞んで見えてしまいます。

変動の幅を示す標準偏差を見るとFAANGが22.73%と最も高くなっていますが、それを補って余りあるほどのリターンですね。

右側はグラフは下落時の値動きを表していますが、FAANGは下落局面では必ずしも市場平均を上回っているわけではありません。

特に2018年の年末から2019年の年初にかけての下落では市場平均を大きく上回る下落を経験しました。

一方で、今回のコロナショック による下落では市場平均のSPYの約半分の下落に留まっています。

というのも、今回の下落はいつもの金融ショックではなく、ロックダウンを伴う物理的な制限による影響が大きく出たからです。

ITの巨人たちは下落がマイルドだっただけではなく、その後過去最高値(たかね)を更新するなど、むしろ追い風にして成長を続けています。

FAANGへの集中投資が正解なのか

このような結果をお見せしてしまうと、

「もうFAANGに投資しておけばいいじゃないか」

と思いますよね。

実際に結果論ではありますが、ここ10年ほどはそれが正解でした。

また世界の流れを考えると、今後もインターネット・オンライン・クラウド関連事業は成長の速度を早めて市場を拡大していき、FAANGはその市場においても圧倒的な存在感を出すことが想定されます。

また有望な分野の企業をM&Aで取り込むことで、新たな成長分野での展開も予想できます。

考えれば考えるほどFAANGへの投資は合理的に思えてきますね。

FAANG集中投資のデメリット・懸念点

ただ、そうは言ってもFAANGへの集中投資の懸念点もあります。

ここでは私が考える代表的な懸念点を3つ紹介します。

「栄枯盛衰」「成長の罠」

先ず1つ目の懸念点としては、FAANGの成長が市場予測を下回ることです。

皆さん知っての通り、FAANGは市場から今後も高い成長を期待されています。

PERを見るとAmazonは100倍を超えていますし、AppleやGoogleも30倍を超えています。

市場平均が20倍ですから、既存の割安性指標で見ると割高ということになります。

過去、IBMやエクソンモービル、GEがそうであったように、その時は将来に疑いの余地がなくても時代の波に飲まれていった「かつての巨人」は多くいます。

今のFAANGがそうならないという保証はないというのが先ず一つ目の懸念点です。

国家による規制

2点目の懸念点としては、国家による規制です。

例え企業としての成長が投資家の期待値を超えていても、その巨大さが理由で国家や当局からの規制が入る可能性があります。

例えばヨーロッパの一部の国ではデジタル課税や独占禁止法などで圧力をかける動きもあります。

ここまで巨大になってこれば、事業環境や競争環境よりもむしろ国家や法律によるリスクの方が大きいと言えるかもしれません。

暴落時に信じ切ることができるか

3点目はFAANGの問題ではなく、投資家の問題です。

仮に期待以上の成長を継続し、国家からの規制がなかったとしても投資家のメンタルが変動の幅についていかないことも十分にあり得ます。

先ほどパフォーマンスのところでお見せした通り、FAANGといえども急落や暴落は経験します。

直近の例で言うと2018年末の暴落の時はFAANGへの投資は市場平均に大きく劣後する結果となりました。

5社にしか投資をしないと言うことは、右肩上がりの時は恩恵が大きいですが、下落の影響も大きくなってしまいます。

2020年8月現在は、FAANGは強いので問題ないですが、また2018年末のような状態になって時に市場平均以上の暴落でも狼狽売りせずに投資家自身が耐え切れるかどうかと言うのも大きな問題です。

個人的にはこの3点目の課題が最も大きな問題だと考えています。

FAANGに投資はしたいけど怖い人

このようにFAANGへの投資は非常に魅力的ですが、それと同じくらい普通の投資家にはリスキーに感じてしまうと思います。

ただ、FAANGへの集中投資は怖いけど、今のトレンドを逃したくないと言う人も多いと思います。

というか、「高配当株投資やバリュー株投資を徹底しよう、これ以外の手法は絶対にやらない」と誓っている人以外の大半はそのように感じていると思います。

そのような方にオススメの投資手法としては、QQQを活用したコアサテライト投資があります。

コア・サテライト投資とは

コアサテライト投資というのは、資産運用をコア部分とサテライト部分で投資手法を分けて考えることです。

私もこの方法を採用しています。

私の場合は、資産運用のコア部分は全世界株式への投資に回して、サテライト運用として米国株や個別銘柄投資をしています。

コア部分に全世界株式を採用している理由は、長期的には世界経済全体としては100%成長していくと信じているからです。

ある国や地域であったり、あるセクターといったように対象を狭めてしまえば、そこには必ず栄枯盛衰があると考えています。

より安定的な資産形成がしたいという思いがあるため、全世界株式投資をコア部分に置いています。

そしてサテライト部分ではコア部分で追いきれないリスクを負ってリターンを高める運用をしています。

例えば今回のFAANGであったりVGTというハイテクセクターへの集中投資であったりです。

このようなコア部分とは別で自分のその時々でリターンを高められるという工夫をサテライト部分で反映しています。

例えリスクを取る部分で失敗したとしても資産運用そのものが失敗するわけではありませんし、自分が信じる対象への投資もできるといった点でコアサテライト運用は非常にお勧めできます。

QQQ

次にFAANGに投資がしたいけど、怖いといった方にQQQをオススメできるとした理由は、QQQは構成銘柄のうち50%ほどはFAANG+Mで占めているからです。

FAANGにある程度の集中投資をしつつも、成長に限りが見えて、他に台頭してくる銘柄があった場合はQQQでは自動的に銘柄入替やリバランスをしてくれます。

そして、その時々で市場を牽引するような銘柄100社に投資を継続できます。

FAANGに投資がしたいと思っている人は、FAANGが好きだからというよりも、FAANGの「成長力」「期待リターン」が魅力的だから投資がしたいと思っているのだと思います。

つまり、FAANGの次にそういった魅力的な銘柄が出てこればそちらに投資がしたくなるということです。

QQQはそういった方にとってピッタリのETFだと思います。

知っていて欲しいこと

最後に、FAANGを魅力に感じている人に知っておいて欲しいことがあります。

それはFAANGのようなグロース株が常に市場をアウトパフォームするわけではないということです。

投資家、というか人の残念なところとしてどうしても視野が狭くなってしまうところが挙げられます。

今回のケースで言うと直近のリターンが素晴らしいグロース株を魅力的だと感じている点が少し危ないところです。

出典:https://tickertape.tdameritrade.com

このグラフは1998年から2019年までの間でグロース株がバリュー株と比較してどのようなパフォーマンスだったかを表しています。

0より上にある期間はグロース株が上回っていた期間を表していますが、このグラフを見てわかる通り、直近はグロース株が圧倒していますが、バリュー株の方が良い成績を残している時期もあります。

「グロース株に投資をしておけば大丈夫!」と盲信してしまうと、いざ暴落やパフォーマンスが悪くなった時に狼狽売りをしてしまう可能性が上がってしまうので、こういったデータはしっかりと頭に入れた上で投資をするようにしましょう。

まとめ

以上、いかがでしたでしょうか。

今回はFAANGへの投資がどれだけ素晴らしいリターンをもたらしてきたかという点やFAANGへの投資が怖い人への代替案の提案としてQQQというETFがあるということ、また最近調子が良いグロース株に投資をする際に知っておいて欲しいことをお話ししてきました。

あくまで私の一意見ではありますが、皆さんの投資生活の参考になっていれば幸いです。

それでは皆さん、今日も素敵な1日をお過ごしください!

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