投資信託・ETF

【株式投資】米国株ETF5選 おすすめランキング

こんにちは、風見です。

今回は個人的におすすめなETFを5つ紹介したいと思います。

私はYouTubeやブログで発信していることもあり、日々様々なETFの情報やパフォーマンス・リスクを分析していますので、投資家の中でも割と細かく見ている方だと思います。

YouTubeで米国株ETFに関する40本以上の動画を再生リストにまとめているので、ぜひお時間ある時に流し見して頂ければと思います。

今回は

  • 米国株ETFって種類が多いけどどれが良いのか分からない
  • どれも良いETFに見えるからオススメされているETFが知りたい
  • 主要なETFの概要やパフォーマンス・リスクをざっくり知りたい

と言った方にとって有益な記事だと思うので、ぜひ最後までお付き合い下さい。

最初に簡単に自己紹介させて頂きます。

わたしは給与所得を全世界株式への投資に回して、一部を米国株式ETFや個別株に投資しています。

ポートフォリオのざっくりとした内訳はこの円グラフの通りです。

個別株にも投資をしていますが、基本的にはインデックス投資を主軸においた運用をしています。

それでは、本題に入っていきましょう!

VT|バンガード全世界株式ETF

先ず最初にオススメするETFは全世界の株式にまるっと投資ができるETFであるVTです

先ほども少しお話しした通り、私は基本的には全世界株投資を推奨しています。

理由は、

将来に渡って継続的に市場平均をアウトパフォームし続ける国やセクターを特定することが難しいと考えているからです。

私の場合は投資のコア部分は全世界株式への投資、サテライト運用として米国株を中心に運用しています。

話をVTに戻しますね。

VTの投資対象・ベンチマークは、米国を含む先進国と新興国約47か国の大型・中型・小型株で、約8900銘柄で構成されています。

VTはアップルやマイクロソフト、アマゾン、グーグルといった代表的な米国株だけではなく、ネスレやトヨタなど世界中の銘柄から構成されています。

世界中の投資可能な銘柄の時価総額の90%以上に投資ができ、組入銘柄数が非常に多いので、それぞれの銘柄の投資割合は低いですが、なるべく世界中の株式に分散投資をしたい人におすすめのETFです。

経費率は0.08%と主要なETFの中でもTOPクラスの低さです。

2009年以降の年率平均リターンは9.79%となっており、全世界に分散投資をしつつも、高い成長率を誇っています。

以上がVTの概要ですが、VTの魅力はなんと言ってもその分散性が挙げられると思います。

私と同じように世界のどこが成長していくかには確信はないけど、世界全体としては成長していくことが信じられるという人には非常に魅力的なETFと言えます。

一方で懸念点としては、その時々のNo.1パフォーマンスの国と比較するとリターンは見劣りする点が挙げられます。

あくまでも世界全体に投資をしているので、その時に調子が良い国ももちろん含まれていますが、調子が悪い国も含まれることになります。

結果として必ずどこかの国には投資成績が劣後していることになります。

よって、VTへの投資はリターンの高さという観点では絶対にベストにはなりません。

ベストではなくベターを目指す投資家におすすめのETFということですね。

VTI|米国株式ETF

次にオススメなETFとしては米国全体に投資ができるETFであるVTIです。

VTIはCRSP USトータル・マーケット・インデックスをベンチマークとしており、米国株式市場に上場している銘柄のほぼ100%をカバーしています。

構成銘柄としては約3500銘柄となっています。

VTが全世界に投資をすることを意味していたのに対して、

VTIに投資をするということは、米国経済そのものに投資をするということになります。

アメリカにはGAFAMを始めとして、今をときめく超巨大企業が多くあります。

特にここ10年は世界経済の成長を牽引してきたこともあり、世界中で超人気の投資対象の一つです。

純資産もTOP5にランクインする15兆円となっています。

日本の投資信託で資産が大きいものでも1000億円とかなので、まさに規模が違うというやつですよね。

経費率は0.03%とETFの中ではTOPの数値となっています。

100万円預けても300円しか掛からないので、感覚的にはほぼタダですね。

2009年以降のリターンは13.72%となっており、先ほど紹介したVTよりも年率で4ポイントも高い成長率を誇ってきました。

まさに世界の成長を牽引してきたと言っても過言ではない成績だと言えます。

以上がVTIの概要ですが、VTIの魅力としては、なんと言ってもその高い成長率をあげることができると思います。

2000年代はITバブルの崩壊やリーマンショックの影響で他国に劣後したパフォーマンスでしたが、2010年代の成長は非常に素晴らしかったです。

GAFAMに代表されるように元々強い企業がM&Aで次の成長分野をしっかりと取り込みつつ成長してきたことで、まさに他を圧倒してきました。

日本の個人投資家の間でも米国株最強論者が大多数を占めるようになり、異論を挟むことすら難しい環境です。

今後も米国一強とまではいかないまでも、世界経済を上回る成長を見せてくれると信じる人には最高のETFだと思います。

一方で懸念点としては、やはり米国の好調がこのまま続かない可能性もあるということです。

EPSの成長を伴った株高なので、日本のバブルとは全く比較することはできませんが、日本のように30年以上ピークを更新できないケースもあります。

当時日本の成長性に異論を挟むことができなかったように、今後アメリカが同じような状況にならないとも言えません。

また良い意味でも悪い意味でも政治が株価に与える影響が大きいというのも懸念点としては挙げられますね。

ただ、現時点では多くの投資家にとって最有力のETFであることは間違いないと思います。

VDC|生活必需品セクターETF

ここまでで紹介したVTとVTIは投資の初心者からベテランまで広くオススメできる分散型ETFでしたが、ここからはもう少し分散度を犠牲にした特化型ETFで私が特にオススメしているETFを2つ紹介します。

先ず一つ目が生活必需品セクターETFであるVDCです。

VDCは正式名称をバンガード・米国生活必需品セクターETFと言います。

アメリカの生活必需品セクターの大型、中型、小型株で構成されており、構成銘柄数としては約90銘柄となっています。

構成銘柄TOP10はP&G、ペプシコ、コカコーラ、コストコなど投資をしていない人でも知っているような馴染みのある企業が多く占めます。

経費率は0.1%とVTIやVTと比べると少しだけ高いですが、それでも業界最低水準で良心的な設定だと思います。

2009年以降のリターンは11.33%とVTIには劣りますが、それでも年率平均で二桁を超える成長を持続している点は評価できると思います。

生活必需品セクターの特徴・魅力としては、やはり変動の幅が小さいこと、株価下落に非常に強い点が挙げられます。

先ほどのVTIの変動の幅、標準偏差が15.12%だったのに対してVDCは11.48%と約4ポイントも低く出ています。

またこの期間の最大下落幅もVTIが20.84%だったのに対して、VDCは14.38%となっており下落に強いことも証明しています。

さらに、下落に対する投資効率を示すソルティノレシオはVTIが1.4に対してVDCは1.51となっていることからも、VDCは市場平均と比べて下落耐性をより重視する投資家にとって候補となる銘柄だと言えます。

懸念点としては、ここ最近の上げ相場では市場平均に劣後する傾向にあることや銘柄数が比較的少なく、また構成銘柄のTOP10が全体に占める比率も65%と高い点が挙げられます。

特に構成銘柄TOP10に入っているウォルマートやコストコはAmazon躍進によりマイナスの影響を受けてしまう業態です。

ただし、それでも底堅さは確かなものだと思うので、守りに特化した株式運用をしたいという人にとっては候補となるETFだと言えます。

VGT|情報技術セクターETF

特化型ETFの2つ目は、情報技術セクターETFのVGTです。

VGTは正式名称をバンガード米国情報技術セクターETFと言います。

アメリカの情報技術セクターの大型、中型、小型株で構成されており、構成銘柄数としては約330銘柄となっています。

構成銘柄TOP10はApple、Microsoft、VISA、MasterCard、Intelなどのいわゆるハイテク超大手企業で構成されています。

経費率はVDCと同じ0.1%と良心的な設定となっています。

2009年以降のリターンは21.32%とこれまで紹介してきたETFの中でも頭二つ分くらい飛び抜けた成績を残してきました。

特に2016年以降の成長は凄まじく、アメリカの成長を牽引してきたことが数値の面からも証明されています。

情報技術セクターの魅力はなんと言ってもこの素晴らしすぎるパフォーマンスですが、それに加えて下落からの回復スピードと下落に対する投資効率の良さも魅力です。

先ほどVDCのソルティノレシオが1.51で素晴らしいと話しましたが、VGTはそれを大きく上回る2.18です。

これまでハイテクセクターはリターンは素晴らしいけど下落にも弱いというハイリスクハイリターン銘柄と言われてきましたが、ここ10年程は市場平均よりも高リターンで低リスクでした。

懸念点を挙げるのはなかなか難しいですが、PERとしては市場平均よりも割高になっているので、将来の成長に対する高い期待は既に株価に折り込まれ済みである点が挙げられます。

ただ、過去のパフォーマンスや今後もITが私たちの生活に与える影響を考えるとハイテクセクターに集中投資をすることはあっても、ハイテクセクターを除いた投資をすることは出来ないセクターだと言えると思います。

先ほどのVDCが守りのETFだとすると、VGTは攻めの資産運用に必要なETFだと思います。

VYM|高配当株ETF

では、オススメETFの最後としては、高配当株ETFの中から1つ紹介します。

高配当株ETFとしては、有名どころはVYM、HDV、SPYDが有名ですが、この中から私が1つ選ぶとしたらVYMを選びます。

その理由は後ほど説明しますので、先ずは他のETFと同様に概要を紹介していきたいと思います。

VYMは正式名称をバンガード米国高配当株式ETFと言います。FTSEハイディビデンド・イールド・インデックスをベンチ魔アークとしており、配当利回りが高い大型株で構成されています。

構成銘柄数は約430銘柄で、構成銘柄TOP10はジョンソンアンドジョンソンやP&G、JPMorgan ChaseなどでTOP10の占める比率は約25%となっています。

経費率は0.06%とHDV、SPYDの0.07%と比較すると若干低い設定になっています。

2009年以降のリターンは11.11%と市場平均よりは劣りますが、それでも2桁を超えるリターンを残してきました。

配当利回りは、通常時であれば大体3%前後の利回りで、市場平均の2%と比べると1ポイントほど高いことになります。

HDVが3.5%、SPYDが4%程の配当利回りなので、VYMが最も低い数値となりますが、私が高配当株ETFから1つを選択するとすればVYMを選択します。

理由は

  • 分散度が最も高いこと
  • 経費率が最も低いこと
  • 株価成長と配当のバランスが良いこと

の3つが挙げられます。

他のETFと同じように魅力と懸念点という形でまとめると、魅力としては、今お話しした通り、配当利回りが高い中でも株価によるリターンも期待できる点が挙げられます。

懸念点としては、最近の株価成長を牽引しているハイテクセクターの比率が低いため、トータルリターンでは見劣りしてしまう点が挙げられると思います。

ただ、これはVYMだけでなく、HDV、SPYDにも言えることですが、トータルリターンや株価リターンではなく、配当によるキャッシュインをKPIとしている投資家にとっては優秀なETFだと言えると思います。

おすすめの米国株式ETFまとめ

以上、いかがでしたでしょうか。

今回は数あるETFの中から私がオススメできるETFを厳選して5つ紹介させて頂きました。

もちろん、今回紹介した以外のETFでも素晴らしいETFはありますし、私の選定基準が絶対的に正しいわけではありませんが、各ETFの特徴やパフォーマンス、投資のメリット・デメリットについては、ざっくりと把握して頂けたのではないでしょうか。

少しでも皆さんの投資生活の参考になっていれば幸いです。

以上、最後までお付き合い頂きありがとうございました。

それでは皆さん、今日も素敵な1日をお過ごし下さい!

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