自己啓発

会社勤めでお金持ちになる人の考え方・投資のやり方【読書ノート】

こんにちは、風見です。今回は「会社勤めでお金持ちになる人の考え方・投資のやり方」を紹介していきたいと思います。

さて、皆さん。いきなり数式を見せてしまっていますが、皆さんにとってのこの数式を一度計算してみてください。

仮に世帯年収500万円の35歳の人の場合は、1,750万円となりますね。

この数値はなんの数値だと思いますか。。。。

実はこの数値は、アメリカの富裕層研究の第一人者であるトマス・Jスタンリーさんが考えたモノで、この数式から導かれる数値は現在の皆さんの期待資産額を表しています。

正直、この数値を上回っている人はかなり優秀な人だと思います。

今回ご紹介する本は、この高い目標値をクリアするためにも必要な考え方がびっしり詰まっている書籍です。

著者は「日本一簡単な「投資」と「お金」の本」など投資関連の書籍を数多く出されている中桐啓貴(なかぎりいひろき)さんです。

中桐さんは大学卒業後、山一證券に入社、その後メリルリンチ日本証券でファイナンシャルコンサルタントとしての経験を積んだ後、MBAを取得、現在はご自身で起業し、ファイナンシャルコンサルタント会社を経営されている方で、いわゆる金融のプロフェッショナルとでもいうべき方で「名前は知っている」という方も多いのではないでしょうか。

本書のメインの主張としては「正しい基礎知識を付ければ誰でも着実に資産を築ける」という点にあります。

本書では金融の最前線で、「資産を築く人」、「築けない人」を間近で見てきた中桐さんのリアルな意見が率直に書かれています。

投資関連の本は苦手という方でもスラスラと読めるようになっています。

特に株式投資に関して、基本というよりも基礎的なところから、わかりやすく解説してくれているという印象を持ちました。

  • 投資は怖くて一歩を踏み出せない
  • 長期投資に一本筋を通した考え方を身に着けたい
  • 長期投資を継続するためのコツを知りたい

という方にとって非常に有益な書籍です。

今回の動画では本書の内容の中から特に私の中で印象に残ったポイントを解説していきますので、ぜひ最後までお付き合いください。

会社勤めでお金持ちになる人の考え方・投資のやり方

↓Youtubeでは動画で解説しています↓

本書の概要

それでは早速解説をしていきますね。

本書ではタイトルに有る通り「会社勤めの普通のサラリーマンでもお金持ちになる方法」がまとめられています。

結論を言うと、その方法というのが「長期×積立投資」になります。

その長期積立投資でうまくいく確率を高めるための知識や考え方が本書を通じて学ぶことができることです。

本書はこの通り、一章から七章までで構成されています。

一章ではお金を増やす手段として7つの手法が紹介されています。

二章では株式投資の仕組み、三章で株式投資で守るべき基礎的なルール、四章では株式投資をする際の心得、五章・六章では具体的な投資信託やNISA活用の仕方について。

そして最終章では積立投資を続けていく上で知っておきたいポイントについてまとめられています。

今回の読書ノートでは、この中から三章と七章の内容を中心に要約しつつ、紹介させていただきます。

三章:あたりまえだけどなかなかできない株式投資のルール

それでは先ずは第三章の内容から見ていきたいと思います。

第三章では言われてみればあたりまえではあるんだけれども、なかなか実践しにくい投資に関する要素がまとめられています。

投資に限らず、「分かって入るけど。。」ということは多いですよね。

例えばダイエットをする時も、「食事制限よりも運動のほうが健康的」と分かっていてもなかなか運動が継続できないという人も多いのではないでしょうか。

この章では株式投資の分野における「分かっててもなかなかできない」ことがまとめられています。

この章の中で私が特に重要だと感じたのは次の3点です。

  1. プロの言うことは信用しない
  2. デイトレでは勝てない
  3. 株価が下がった時の敵は株価ではなく自分自信

この3つです。

プロの言うことは信用しない

先ずプロの言うことは信用しないという点について簡単にお話しますね。

冒頭にもお話しましたが、中桐さんはどちらかというとプロ側の人です。

そんな人が「プロは信用するな」というのはかなり新鮮ですよね。

「一般の人がプロだと思っている人は、実は当てにならない」ということをこのようなショートコントで表現されていました。

客:「初めて株式投資をしてみたいんですが、何か儲かりそうな株はないですか?」

こう質問された真摯な証券マンは次のように答えます。

証券マン:「。。。それが分からないからまだ証券マンをやっているんですよ。。」

という内容です。

これはシンプルですが、真実を語っているなと感じますよね。

儲けることができる株を予測できるなら、わざわざサラリーマン(証券マン)をしていないですよね。。。

もし株で成功したいなら、証券マンに頼るのではなく、偉人・先人たちの本から学ぶことができると思います。

ただし、「大学生の僕が半年で3000万円稼いだ投資法」といった類の本には注意が必要です。

というのも、例えば、世界中でじゃんけん大会をしたら、必ず最期には誰か一人が勝ち残りますよね。

ただ、皆さんはこの「最後に残った一人」のことを天才だと思いますか?

このように短期売買でたまたま成功した再現性のないような本には騙されないようにしましょう。

耳障りはいいですが、高い確率で失敗すると思います。

このように私達が頼りにできるプロやいくつかのセンセーショナルな題名の本はたしかに耳触りがいいですが、現実はそんなに甘くないということを先ずは理解する必要があるということですね。

デイトレで儲け”続けた”人はいない

そして分かっているけどなかなか出来ない投資のルールの2点目が「デイトレで儲け続けた人がいない」という点です。

筆者は証券会社をやめた後にデイトレにも挑戦したことがあるのですが、その経験から学んでことを次の二言に集約しています。

  • 「時間がもったいない」
  • 「必ず負ける」

この2つです。

かなり過激な言い方ですが、本書に書かれいている言葉をそのまま引用しています。

私もデイトレ、短期投資を完全に否定するつもりはありませんが、先程のじゃんけん大会と同じで再現性はかなり低いと思います。

投資の目的が「一年後に資産を3倍、5倍、10倍にすること」という方は、そもそも長期投資の土台に乗っていないので、選択肢が長期か短期の二択しかない場合は短期投資でトライするしかないとは思います。

ただ、資産運用の目的が10年後、20年後に資産を2倍・3倍にしたいというくらいの目標の方であれば短期ではなく長期投資がオススメです。

私達人間はついついより短期で成果をあげる方に流がちですが、往々にして「急がば回れ」が正解なケースが多いと思います。

そしてこの章からの学びとして印象に残った3点目としては「株価が下がることに対する心構え」です。株式投資をやっていると必ず暴落に遭遇します。

一年に一度くらいは10%を超える下落は起こり、下手をすると20%以上の暴落も起こります。

暴落の最中というのはまさにジェットコースターで頂上から落ちているような感覚になります。

では、私たちはなぜジェットコスターにのるのでしょうか。

確かにジェットコスターで下降しているときは怖いです。

ただ私達はジェットコースターは下落していってもそのまま字面に追突はせずにまた上昇するということをしっています。

だから、ジェットコースターはスリリングな乗り物として世界中で人気があるんです。

株式投資で求められる思考、考え方も実はジェットコースターと一緒です。

ジェットコースターに乗る人は下落しないコースに魅力を感じるでしょうか。

株式投資も下落は当然するものとしっかりと理解し、受け入れ、「資産を増やすチャンス」だとポジティブな気持ちをもつことが大切だと思います。

七章:積立投資で着実に1億円をつくる方法

投資を始める前に知っておきたいポイントについてお話しましたので、次に本書の最終章である第七章の積立投資で着実に1億円をつくる方法についてお話しします。

この章で特に印象に残ったポイントを2つ紹介しますね。

  1. 歴史を学ぶということ
  2. 暴落はピンチではなく、チャンスだ

という2点です。

筆者が長期投資を成功させるために必要なこととして先ず最初に挙げているのが、「歴史は繰り返す」ということを理解することです。

歴史を学ぶ

アメリカの作家マーク・トウェインの言葉で「歴史は全く同じことをくり返さないが、韻を踏む」というものがあります。

つまり、人間は同じような行動、過ちを繰り返すということですね。

私達は学校の授業で歴史を学びますよね。

あれはただ単に暗記をするために学ぶのではなく、人類が過去に犯した失敗や成功から学び将来に活かすためだと思います。

同じことを繰り返すというのは株式投資においても顕著に見られます。

株式市場では数年に一度は20%を超える下落、10年に一度くらいはいわゆる大暴落と呼ばれるような激震が走ります。

ITバブルの崩壊やリーマンショック、ギリシャショック、最近ではコロナショックがありましたが、その度に投資家は不安から逃れられずに狼狽売りをしてしまいます。

ただ、歴史を振り返ってみると例え大きな暴落が起こったとしても、長期的には気にする必要がないことは明らかです。

みなさんもこのグラフは見たことがあると思います。

このグラフは株式、債権、金、現金の1800年からの推移を表しています。

このグラフを見て明らかなように株式が圧倒的に安定的に右肩上がりで成長しています。

確かに数年に一度は大きな下落を経験していますが、数年経てば過去最高値を更新しながら成長しているというのが歴史から学べることです。

資本主義が続く限り、長期投資をすれば資産は増えるという点を強く認識することで、狼狽売りから逃れる助けになると思います。

暴落はピンチではなく、チャンス

積立投資で成功するためのポイントの2つ目は「暴落はピンチではなく、むしろチャンス」という点です。

株価が下落するということは、それだけ安く変えるということです。

もうすぐ年末年始でセールが始まると思いますが、皆さんAmazonや楽天でセールをしていたら、狙っていた商品や狙っていなかった商品を買い漁ると思います。

現実世界ではこれは普通の行為ですが、話が株式投資になるとこの普通は違ってきます。

人々はセールになった株式を買うのではなく、むしろ売ってしまいます。先程お話した長期的には右肩上がりである歴史と暴落はセールであるという事実をしっかりと認識することは、積立投資で資産一億円を達成するために非常に重要な要素だと思うので、ぜひ覚えておいてください。

本書の注意点

さて、ここまでで本書の中でも特に重要だと感じたポイントをいくつか紹介してきました。

最期にこの本を読む上で注意すべきポイントをお話しします。

それはこの本で紹介されている投資信託や投資信託の選び方はあまり参考にならないということです。

筆者の別の書籍でも話されている通り、仮に投資信託で運用するなら広く分散されており、手数料がなるべく低い投資信託を選択することが懸命です。

一方で本書ではアクティブファンドや比較的手数料の高い投資信託が紹介されています。

この点はあまり参考にスべきではないポイントかなと思うので、みなさんがもし本書を手にとられる際は、ぜひ注意して読んでいただければと思います。

書評まとめ

以上、ここまでで本書の内容をかなりざっくりではありますが紹介させていただきました。

本書で筆者が最も伝えたかったこととしては

「長期×積立投資こそが、普通のサラリーマンがお金もちになるための方法だ」

という点にあると思います。

投資とマラソンは似ています。

自分自信が決めたゴールに対して、気持ちが焦って無理をしたり、周りのペースに惑わされると完走は難しくなります。

本書にはマラソンを完走するための知識がまとめられています。

確実に・着実に一歩ずつ前に進むことが、資産形成・資産運用の理想だと思います。

このブログでは、私が学んだ社会人に必要な知識やスキルを共有していきますので、これからも一緒に学び、目標に向かって一歩ずつ進んでいきましょう。

以上、最期までお付き合いいただきありがとうございました。

それでは皆さん今日も素敵な一日をお過ごしください。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
関連記事一覧