株式投資

一括投資 vs 積立投資【経済的要因と心理的要因があります】

こんにちは、風見です。

今回は株式投資の世界でよく議論に挙がる「一括投資vs積立投資」について、それぞれの特徴も踏まえながらどちらがいいのか考察していきたいと思います。
人によって考え方は異なるかと思いますが、他人の意見を聞くことで思考の幅を広げられるかと思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。

今回は、一括投資と積立投資のどちらがいいのかということを、経済的要因と心理的要因から考察し、その後に私はどういう選択をしているかについて話していきます。

経済的要因

先ずは経済的要因について、話していきます。
一般的には一括投資はダメだと言われていますが、経済的な要因としては、私は場合によってはありだと考えています。

私の考えとしては、一括投資をするか積立投資をするかはあなたが今投資しようとしているお金の性質投資対象、そして何よりあなた自身のポジションによって変わってくると考えています。

お金の性質

お金の性質とは、そのお金が絶対に必要としないお金かどうかです。
生活防衛費が十分に溜まっており、今後三年以内に使う必要ないなら一括でもOKだと思います。
一方で今後必要になってくるかもしれないなら積立で分散したほうが良いと考えています。
また、特に毎月の安定したキャッシュフローがあり、生活防衛費が十分に溜まっているなら一括投資は選択肢としてアリだと思います。
なぜなら、株価は基本的には上がるか下がるか分からないからです。
”今”現時点で割高であっても10年後は割安という水準かもしれないですよね。
SP500を見ると100年に一度と言われるリーマンショックの前の最高値よりも今は遥かに高いレベルになっています。
リーマンショック直前も当時は割高と言われていましたが、あれだけの大暴落があり、その後もいくつかの暴落があった中で10年経った今では割安になっているのです。
このことからも適切な銘柄に投資をすればいつが割高でいつが割安かは決してその時には分からないことが分かると思います。

投資対象

次に投資対象についてですが、基本的には個別株なら積立で出来るだけ投資時期を分散させた方がいいと思いますが、広く分散されたETFなら一括でもOKだと考えています。

個別株の場合は倒産リスクがあり、株価が一度下落したら元の水準に戻ってこないケースがあります。
積立投資をオススメする理由はドルコスト平均法で平均単価を下げ、少しでも上昇した局面で売り抜けることができるからです。
一方、広く分散されたETF(VT等)の場合は、経済の成長に投資をすることになります。
VTなら世界全体、VTIなら米国の成長に資金を投じることになります。
広く分散されたETFの場合は一時的な暴落局面があってもいつかは戻ってくるので、一括でも問題ないかなと思います。
ここはそれぞれの考え方によるところも大きいと思いますが、私は基本的には世界はより良くなっていく、付加価値が増えていくと考えているので、このような考えとなっています。

あなたの置かれた環境

ただこれらはあなたがまだ比較的若く、投資期間が長い場合に限ります。
ご高齢の方やリタイア間近の方は基本的にはリスクをとることは推奨されないので、そこの前提条件には注意して下さい。

心理的要因

次に心理的要因について、話していきます。
投資をする上でもっとも大切なのが心理的要因だと個人的には考えています。

頭では暴落局面がいくら買い場であると分かっていても、含み損が大きくなり、例えば資産が投資元本に対して50%となっている時に、追加投資するのはなかなか勇気のいることだと思います。
また、下落局面で株を手放さないでいること自体も難しいと言えるでしょう。

一括投資をした直後に大暴落になってしまうと、下手をすると5年経ってももとのレベルに戻らないこともあり得えます。

一方で積立投資の場合は、毎月一定額を投資していくので、購入単価が平均化され、一括投資に比べると含み損が小さくて済みます。
尚且つ、株価が戻ってきたときには安い間に仕込んでいた分、大きく利益を上げることが出来きます。

一括投資の場合でも、個別株ではなくETFなどの広く分散された対象に投資することで10年後とかから見ると割安局面で仕込めていたことになると思いますが、積立投資の方が心理的には安心感があるのは間違いないでしょう。

わたしの場合

御参考までに、私はどのように運用しているのかと言いますと、私の場合は心理的な要因を重要視しているので、基本的には毎月の積立投資を軸にしています。
具体的には全世界株をSBI証券で毎月約12万円分、積立NISAを夫婦で66千円分、そのほか確定拠出年金や自社株買い等を含めて約20万円程を定期的に毎月積み立てています。

ただし、毎月キャッシュフローの限界額を投資に回しているわけではなく、ある程度余裕があるので、キャッシュが過剰になってきたタイミングでは一括で投資をしようと考えています。
またいわゆる暴落局面に向けたキャッシュの積上げでもあるので、次の暴落局面ではしっかりと仕込めるようにしたいも考えています。
ただし、暴落局面と言ってもやはりいつが底かは誰にもその時には分からないので、現実的には下落局面では積立額を増やすといった戦略をとると思います。

さいごに

以上、積立投資か一括投資かに関する私なりの意見を紹介させて頂きました。
どちらを選ぶかはケースバイケースということが分かって頂けたかと思いますが、最後に1点、投資初心者は先ずは積立投資から始めることを強く推奨します。
それは投資初心者の段階では心理的な要因が与える影響を自分自身では測り切れないからです。
投資は継続した人が勝ちます。
含み損が大きくなり「もういやだ!」となって、投資の世界に戻ってこないということになるのが一番怖いので、出来れば積立で始めてみてはいかがでしょうか。

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