投資ノウハウ

コロナショック・史上最大級の暴落中に投資信託300万円投資した結果

こんにちは、風見です。

今回は「コロナショックで投資した300万円の現在」というテーマでお話ししていきたいと思います。

私は普段は投資信託への積立投資が投資の8割ほどを占めていますが、今回のコロナショックでは普段の積立に加えてスポットで追加・アクティブ投資を実践しました。

今回はどのような銘柄にいくら投資して、今どんな利回りになっているかということを記事前半部分でお話しし、その後に皆さんからよく質問される内容や暴落時の投資についての私の意見を共有していきたいと思います。

正直にお話しすると記事の冒頭部分よりも、学びがあるのはその後の部分だと思いますので、ぜひ最後までお付き合い下さい。

最初に簡単に自己紹介させて頂きます。

わたしは給与所得を全世界株式への投資に回して、一部を米国株式ETFや個別株に投資しています。

ポートフォリオのざっくりとした内訳はこの円グラフの通りです。

個別株にも投資をしていますが、基本的にはインデックス投資を中心に運用しています。

コロナショックでの投資結果

はい、それでは本題です。

私は楽天証券とSBI証券の口座を保有していますが、 SBI証券の方ではETFや米国個別株投資だけしかしてこずに投資信託の買い付けは行ってきませんでした。

今回の暴落では、まだ手付かずだったSBI口座の投資信託を使って投資をしてみることにしました。

先ず「いつ投資をしたか」という点ですが、このグラフでいうと赤枠で囲っている時期にほとんど投資をしました。

投資対象はこちらの表の通りです。

基本的にはeMAXIS Slim全世界株式オールカントリーを主力にしていますが、今回は少し種類を分けてみようと思いいつくかの投資信託に分けてみました。

特に意味はありませんが、YouTube用に複数の銘柄の動きをフォローしたかったというのが正直な理由です。

特にREITに関しては、ETFでもREIT系はいくつか保有していますが、どのようなリターンになるのかという実験的な意味合いが強いです。

投資の本筋としては、やはり全世界系の投資信託への投資をメインとしました。

各銘柄の現在値と評価額はこの通りとなりました。

全体的にやはり利益は出せており、全体での現時点での利回りは20%程となっています。

約半年で約20%という利益は決して小さくないかなと考えています。

もちろん最大30%以上下落した今回のコロナショックでリターンが20%というのはベストな投資ではないとは思います。

恐らく皆さんの中には、

短期売買でもっと稼いだ

NASDAQ100に投資をしてもっと稼いだ

Saas銘柄に投資をしてもっと稼いだ

という方も多いと思います。

ただ長期での分散、積立投資が基本の私にとっては、十分な、想定通りのリターンとなりました。

20%という数値は全世界投資なら大体4年分ほどのリターンのイメージです。

全世界株式の平均的な期待リターンは5%前後なので、特にリスクをとることなく、約半年間で4年分の利回りを出せたのはシンプルに良かったのかなと思います。

なぜ投資したか

さて、投資結果は共有できましたが、この記事の重要な内容はここからです。

ここからは視聴者様から頂いた質問や暴落時に役に立つ知識・考え方をFAQ形式でシェアしていきたいと思います。

なお、ここからの内容は、株式投資で一夜にして大金を得たいという人には関係のない話です。

長期積立分散投資を基本としている人にとって、有益だと思う内容ですので、その点はご理解ください。

先ず、今回のコロナショックで「普段の積立投資以外でなぜ投資をしたか」という点について話していきます。

普段から何度もお話ししている通り、私の資産形成、資産運用の基本は長期積立分散投資です。毎月全自動で全世界株式の投資信託を買い付ける設定にしています。

ただ、今回の暴落では2018年の暴落の時以上に、個人投資家や世間が明らかにパニック状態で冷静ではありませんでした。

それがスポット投資をしようと考えたきっかけです。

私も当初は「いつものちょっとした下落でしょ」くらいの気持ちでいましたが、徐々に雰囲気が変わっていき、ついにはサーキットブレーカーが何度も発動するような事態になりました。

そして、ツイッターでもブログでもYouTubeでも投資家心理としてはこのグラフで言うとパニックに近い状態にあったと思います。

投資家心理

少なくとも私にはそのように見えたので、これは投資妙味があるなと判断し、今回はスポット投資を行いました。

投資の基本は安く買って高く売ることです。

ただ、投資家は簡単にはその基本が出来ません。

この投資家心理のグラフのように株価が上がっていくと買い、下がっていくと売ってしまいます。

この投資家心理のグラフに沿って、周りがパニックになりだしたなと思えば、普段の積立投資とは別に暴落用のキャッシュを使った投資をするというルールに則って行動をしました。

さらなる下落のリスクがあったのになぜ?

こう言った話をすると、「今回うまくいったのはたまたまで、さらなる下落リスクはあった」と思われる方もいらっしゃるかと思います。

私自身もその意見には100%同意します。

私自身今回の下落がここまで短期間で底を打ち、ここまで短期間で株価が回復するとは予測していませんでした。

実際にあのままズルズルと株価が下落し高値からマイナス40%、50%と下落する可能性はありました。

では、なぜ投資をしていたか言うと

「さらなる下落があってもいいと思っていた」からです。

投資資金としては、60%の下落までは投入し続けるくらいの資金管理を想定していました。

下落していけば既に投資をしてしまっている分は一時的に含み損になることが想定されますが、新規買い付け分はさらに割安に投資ができていると言うことになります。

また、私がメインで投資をしていたのは、全世界投資で、長期的には必ず元の水準に戻り、いずれは成長していくと信じているので、さらなる下落があればそれはそれで良いと思いながら投資をしていました。

投資信託のデメリット

今回、投資信託でスポット投資をしてみて改めて感じた投資信託のデメリットも共有しておきたいと思います。

これは当たり前の話ですが、投資信託は注文日と約定日にギャップがあります。

2020年の3月のような状況では注文したタイミングの相場状況と約定したタイミングの状況が大きく異なることもしばしばありました。

特に今回の下落は上がったり下がったりが激しかったので、注文した時は下がっていたけど、約定した時は一時的にかなり上がっていたというのようなことがありました。

初めからわかっていたことではありますが、やはり投資信託はタイミング売買には不適切な投資商品だと再認識しました。

なぜ、ETFにしなかったのか

では、なぜ私が投資信託に投資をしていたかというと、投資信託は個別株やETFと比べて、投資した後の手間が掛からないからです。

配当再投資もファンド内で自動で行ってくれる点が非常に気に入っています。

そもそも、いくらになったら投資しようと緻密な計画を組んで投資をしていたわけではありません。

大体このくらいのレベルで投資をしようかなというアバウトな投資でいいと思っているので、投資信託をメインに投資をしていました。

ちなみに、この期間では個別株やETFにも投資をしていました。その分の投資成果については、別記事で解説したいと思います。

これから暴落が来たらどうするのか

次に「そんなに投資をしてこれから暴落が来たらどうするのか」という点についてです。

個人的には株式は投資した時期から5年以内では元本割れの可能性は大いにあるという前提で投資をしています。

普段であれば、3年以内に50%の下落があってもいいかなという心積りで投資をしています。

ただ、今回の場合だと、仮に今後下落があったとしても、20%の下落があってようやくトントン、40%の大暴落があってもマイナス20%ほどの含み損しかありません。

これが暴落時の投資の旨味ですね。

英語圏ではこれをMargin of Safetyと表現したりしますね。

例え下落したとしても、そもそも下落したときに仕込んだものなので、精神的にはかなり余裕のある状態です。

よって、次の暴落が来たら、これまでと同様にキャッシュポジションを意識しつつ、投資できればいいなと考えています。

暴落時に平常心を保つコツは?

では最後に「暴落時に平常心を保つコツ」を3つ共有したいと思います。

長期チャートを見る

まず、1番シンプルなことはチャートの期間を常に最大幅にしておくことです。

チャートの期間を1週間や1ヶ月、1年といった比較的短い期間で見てしまうと今回の下落の影響が深刻に見えてしまい、心が乱れてしまいます。

私は暴落時は極力長期チャートだけしか見ないようにします。

というのも、10年や20年というスパンで見ると今回の暴落も正直大したことはないからです。

長期投資ではこういった暴落には100%遭遇してしまいます。

ただ、それでも右肩上がりに進んでいく傾向があるということを忘れなければ、狼狽売りに繋がるような心の乱れはかなり軽減できると思います。

資産評価額は見ない

次に大切なポイントとしては、「自身の資産の評価額は見ずに、周りの投資家心理を分析する」ということが挙げられます。

自身の積み上げてきたものが、マイナスリターンになっていたり、ピーク時から資産が減っていると心が乱れてしまいます。

よって、暴落時は極力自身の資産サマリは見ずに、周りの投資家の心理状態を冷静に分析しましょう。

株価がこのくらい下がっているから、周りの投資家はこういう精神状態にいるんだなと客観的な視点を持つように心がけます。

そうすることで相対的に割安になっているという判断につなげ、冷静に投資をすることができます。

過去の歴史を学ぶ

そして、最後のポイントは「過去の歴史を学ぶこと」です。

株式投資の世界では、過去に起こったことが将来に起こるという保証はありません。

これは投資家全員が持っておくべき共通認識です。

ただ、過去の歴史を見て学ぶことはできます。

暴落時には毎回「今回の暴落はいつもとは違う」「株価は元には戻らない」といった意見が100%でます。

そして、煽られ続けて精神的に参ってしまった投資家が投げ売りし尽くした後に株式市場は反発して、過去最高値を更新し続けていきます。

「暴落時に人はどのような反応をするのか」、そして「実際はその後に株価はどうなっているのか」、「どのような投資が成果に結びつく可能性が高いのか」というのをしっかりと学ぶことで暴落時にも冷静な投資ができると思います。

私は今回の暴落時でも暴落時に知ってもらいたいデータを発信し続けました。

YouTubeの再生リストにまとめているので、ぜひご覧ください。

暴落が来ていない冷静な状態の今、そういったデータを確認して、記憶に留めて、実際に暴落がきたらもう一度見てください。

かなり効果的だと思います。

まとめ

以上、いかがでしたでしょうか。

今回はコロナショックで投資した投資信託の現在の評価額と暴落時の投資に関するFAQという形でお話ししてきました。

今回の話はあくまで私の一つの経験談ですので、参考までとして頂けると幸いです。

他の方の投資の実績や経験談も聞いて頂き、自分自身にあった投資の考え方を固めていくのいいと思います。

投資は結局は自分自身のメンタルとどう向き合うかというポイントが大切なので、ぜひ色んな意見を聞いて投資方針を固めて行ってください。

それでは皆さん、今日も素敵な1日をお過ごし下さい!

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