投資ノウハウ

確定拠出年金/iDeCoのデメリット【投資界最強の優遇税制の弱点・対価】

こんにちは、風見です。

前回は確定拠出年金/iDeCoのメリットについてお話ししましたので、今回はデメリットについてお話ししたいと思います。

まだ前回の記事を見られていない方はぜひ今回の記事を見終わった後でもいいので、見てみてください。

メリットデメリット両方を確認した上で、確定拠出年金を利用するかどうかを決めてもらえればと思います。

確定拠出年金/iDeCoのデメリット3選

私が認識している確定拠出年金のデメリットは大きく分けて3つあります。

1つが流動性リスク、次に運用リスク、最後が手数料です。

特に一つ目の流動性リスクが個人的には強烈なリスクだと思いますので、聞いていただければと思います。

流動性リスク

では早速一つ目の流動性リスクについてお話していきます。

流動性リスクとは何を指しているかというと、確定拠出年金は掛け金と運用益を原則60歳まで引き出せないというという厳しいルールのことを指しています。

東日本大震災で家屋が崩壊し、現金が必要になっても国は確定拠出年金の引き出しを認めませんでした。

ではどのような場合に例外的に認められるかというと、本人が死亡した場合、余命宣告を受けた場合、重い障害を負った場合などです。

これら以外の理由は原則的に認められていませんので、いかに厳しいルールかということが分かって頂けたかと思います。

所得や資産が十分にあり、目先のお金に確実に困らない場合は問題ないですが、一般家庭で必要のないお金だと思っていても、例えば子供が私立に入ってお金が必要になったり、家を買うことになり現金が必要になったりと、急にお金が必要になるかもしれません。

そのような場合でも確定拠出年金の引き出しは出来ません。

確定拠出年金はしっかりとしたライフプラン、マネープランがあった上で利用すべき制度ですね。

一方で原則引き出せないというのはメリットでもあるかなと思います。

というのも、資産運用における一番の敵はよく自分自身だと言われているからです。

例えば株価が暴落した時に、特定口座やNISAでの取引の場合は、焦ったりパニックになったりして、ろうばい売りをしてしまうかもしれませんが、確定拠出年金の場合はそれが出来ません。

また天引きに近い形での運用になるので、無駄使いのリスクもなくせます。

流動性リスクを上手く活用できれば長期の資産形成には非常に有利な制度だと言えると思います。

運用リスク

次に運用リスクについてお話していきます。

ただ、運用リスクを負うというのは確定拠出年金に限らずお金を持っている時点ですべて運用リスクを負っていると考えているので、そこまで大きな問題ではないかなと個人的には考えています。

というのも、現金100%の人も現金という形で自身の資産を運用していると私は認識しているからです。

日本、日銀は目標物価指数を2%としています。

つまり去年まで100円で買えたものが今年は102円出さないと買えないということです。

お金の価値とは100円という金額ではなく、100円相当のモノを買えるその価値そのものですから、現金で持っているということは毎年2%ずつ価値が薄れていることになります。

つまり現金で運用するということは金額は変わらないが、価値は変動しているということです。

そんな中で株式に投資するか不動産に投資するかという資産運用の選択肢の中から、自身で運用方法を選択していく必要があります。

よって、確定拠出年金だから運用リスクが発生しているということはないので、この運用リスクというのは一般的に言われていることではありますが、そもそも金融資産がある時点でみんな運用リスクを負っているので、そこまで特筆すべきことではないかなと個人的には考えています。

手数料

最後に手数料についてお話しします。

確定拠出年金はその開始時と口座維持に手数料がかかります。

開始時が2777円で口座維持手数料が167円/月です。

ちなみに企業型の場合は企業が負担してくれますので、個人型確定拠出年金だけに発生するデメリットですね。

ただし、メリットで解説した所得控除の方がはるかに高いはずなので、手数料についてもそこまで気にする必要はないかなと思います。

確定拠出年金/iDeCoのデメリットを理解した上で始めよう

以上、いかがでしたでしょうか。

前回説明したメリットと今回のデメリットを全て知った上で、ご自身のライフプランに合った資産運用をして頂ければと思います。

個人的にはメリットの方が大きいと考えていますので、確定拠出年金には今のところ満額の掛け金で運用しています。

ただし、やはり注意したいのは、あくまで老後の為の運用になるということです。

例えば今30歳の人の資産運用の目的が、50歳でリタイアする為である場合は、確定拠出年金ではその目標の達成には寄与することが出来ません。

やはり自身の資産運用の目的を明確にしたうえで、取り組んで頂ければと思います。

ちなみに、確定拠出年金で最もおすすめしているのが、SBI証券です。

SBIセレクトプランが今一番おすすめですので、ぜひ内容をご確認頂ければと思います。

SBI証券 個人型確定拠出年金

以上、最後までお付き合い頂きありがとうございました。

皆さんの投資生活の参考になっていれば幸いです。

それでは皆さん、素敵な1日をお過ごし下さい!

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