投資ノウハウ

2020年の激動相場から学ぶ・株式投資で失敗しない為の3つの教養【米国株・SP500】

こんにちは、風見です。

今回は年の瀬も近いということで、私達投資家にとって間違いなく今年一番のビックイベントとなったコロナショックを振り返りつつ、次回以降の暴落の際におぼえておいてほしい非常に重要な3つの考え方をシェアしていきたいと思います。

今回のコロナショックでは資産を大きく増やした人もいる一方で減らしてしまった人も多くいると思います。今回の記事は資産を増やせた人、減らしてしまった人、両方にとって有益な内容になっていると思うので、ぜひ最後までお付き合いください。

↓Youtubeでは動画で解説してます↓

2020年相場・コロナショック振り返り

それでは先ずはコロナショックを簡単に振り返っていきましょう。

このグラフは2020年年初からのS&P500のチャートです。

このチャートを見ていただいてお分かり頂ける通り、S&P500は2月19日に当時の最高値3386ポイントをつけました。

2019年は年初来リターンが30%と歴史に残る好調な相場でしたが、その流れを継続する形で相場は楽観ムード一色でした。

その後、中国武漢が震源地とされるコロナウイルスの感染が世界的に拡大し、相場は一変します。

特に3月に入ってからは強烈でサーキットブレーカーが連日発動するなどして、市場はまさにパニック状態でした。

S&P500は暴落前の2月19日からわずか一ヶ月で2237ポイントと高値から約34%の下落と、歴史上最速のスピードでの下落となりました。

当時を振り返ると5%前後の値動きは日常と化し、感染者数の拡大と同等以上にメディアでは連日株価の下落が報じられていました。

ただ、今回のコロナショックでは暴落の最中から、世界各国の中央銀行が大胆な金融政策を異次元のスピードで実施していったことで、市場は金余りの状態となりました。

結果として株価が落ち着き、ワクチンへの期待感もあって、底値をつけた 3月23日からわずか5ヶ月で最高値に回復するという事態となりました。

その後、アメリカの大統領選も乗り越えて、12月現在は楽観的なムードが株式市場を取り巻いていると言えます。

以上が、カンタンではありますが、今年の株式相場のざっくりとした振り返りです。

株式投資で失敗しないために知っておきたい3つのこと

さて、このような激動の1年だったわけですが、ここからは今回のコロナショックを通して私達投資家が学ぶべきことを3つに絞ってお話していきたいと思います。

メディア情報は取捨選択するべき

先ず一つ目がメディアの情報を鵜呑みにし過ぎないように注意するということです。

ここで言うメディアとはテレビや新聞に限った話ではありません。

TwitterやBlog、Youtubeも含めて注意すべきだと言えます。当時のテレビなどのメディアでは連日「株価暴落」「サーキットブレーカー発動」という事実はもちろん発信していたのですが、中には

  • 「リーマンショック超えの暴落!!」
  • 「日経平均は1万円に!」
  • 「世界大恐慌再来か?」

みたいな執拗に投資家心理を煽るような文言も溢れていました。

TwitterやYoutubeでもそのような発信を見た人も多いと思います。

暴落のさなかでは

  • 「株を持っているなんて馬鹿らしい」
  • 「今後数年は市場は戻らない」

というようなネガティブな発言が正義となっていた場面もあったと思います。

ただ、こうした事実以外の発信内容というのはまさに「百害あって一利なし」です。

こういった極端なタイトルは不安を煽ることで、視聴者を増やすことをメインの目的としているケースが大多数です。

もしくは、「自分自信が暴落に耐えられずに売ってしまった」人や「空売りを入れている」人のポジショントークであるケースも多いです。

暴落の際はメディアは視聴者の不安を増大させ、自社の売上につなげます。

情報発信が受信者のメリットではなく、自社・自己のメリットを優先するような媒体は遮断するようにしましょう。

次回の暴落に向けて今から対策できることとしては、暴落時に見るメディアの選別だと思います。

正直TVや雑誌の暴落関連の情報はほぼ見る価値がないかなと思います。

YoutubeやTwitterでも3月頃の暴落時期にどのような発信をしていたかを確認し、有益な事実に基づいた発信をしている人をピックアップしておくと良いと思います。

キャッシュポジションの大切さ

コロナショックから学んだ内容の2点目としては、「キャッシュポジションの大切さ」です。

株式相場が好調なときは「キャッシュポジションの大切さ」は軽視されます。

相場が右肩上がりなわけですから、「お金をキャッシュで置いておくのは機会損失」だと言う考え方が多数派になってしまうのは無理もないことです。

ただ、今回の暴落で「キャッシュポジションは大切だな」と改めて感じました。

今回の暴落で私が改めてキャッシュポジションが重要だと感じたポイントは次の3点です。

1つが「暴落が来ても追加投資のチャンスが来たとポジティブな気持ちを保てる」という点。

2点目が「ポジティブな気持ちが少しは生まれるので狼狽売りをする確率が低くなる」ということ。

そして3点目が「実際に下落時に投資をすることで、暴落後に大きな利益に繋がる」という点が挙げられます。

暴落というのは多くの投資家にとって、出来れば遭遇したくないものです。

ずっと右肩上がりの相場ならみんな幸せですよね。

ただ実際は株式市場では暴落は必ず発生します。

10%ほどの暴落であればほぼ毎年、20%レベルの暴落も3年に一度くらいは起こります。

つまり、投資をする上で暴落が来ることを前提とした計画をデザインしないというのは、割と無謀だと言えます。

「暴落が来ても狼狽売りを絶対にしない!」

「生活防衛費は日々のキャッシュフローで絶対に大丈夫!」

と思っている人でも、いざ暴落に遭遇し、周りの投資家やメディアから

「金融システムが崩壊する」

「資本主義の終わりだ」

というような煽りを受け続けることで、狼狽売りに繋がる可能性は残念ながら高くなってしまいます。

理論的には相場は長期的には右肩上がりと信じて投資をしているので、現金の保有は非合理的に見えてしまいます。

ただ、投資は結局はメンタルが一番重要です。

キャッシュポジションを適切に保つことはメンタルを健全な状態に維持する最も効果的な方法の一つだと思うので、ぜひ意識していただければと思います。

コロナはたまたま短期的に回復しただけ

そして、コロナショックを通して私達投資家が学ぶべきことの 3点目としては、「今回はたまたま短期的に回復しただけだという点を忘れない」ということです。

YoutubeやBlogを見ていると

「暴落時に投資をするのが正解なことは最初から分かっていた」

「投資をしなかった人は間違っている」

という意見が出ていたりします。

私も基本的には暴落時の投資は積極的にする側の人間です。

ただし、今回の暴落を成功体験として次回以降も同様のアクションを取っても上手くいくとは限りません。

少なくとも今回のコロナショックは歴史的にも非常にレアな暴落だったことは頭に入れておきましょう。

今回の暴落では高値から底値まで下落するのにかかった時間はわずか一ヶ月でしたが、過去の20%以上の下落時のデータを見てみると下落が継続する平均的な期間は400日、つまり1年以上です。

そしてコロナショックでは底値をつけてから約5ヶ月で回復しましたが、底値から回復するのに必要な平均的な日数は684日、つまり1年10ヶ月ほどは掛かってきました。

確かに今回のコロナショックでは暴落からわずか一ヶ月くらいの間で積極的に投資をしていた人が成功しました。

私自身も今回の暴落スピードが過去よりもかなり早いことを根拠に回復も早くなると仮定して投資をしていました。

ただ、結果的に今回はうまくいっただけで、あのままズルズルと株価が下落し続けて今もまだ底値を探っていたというシナリオもも十分に考えられます。

これまでの平均的な暴落と同様に暴落前の高値に回復するのに3年ほど必要だったかもしれません。

重要なのはそういった「起こりうる可能性を想定した上で投資をすること」、「自分の予測が当たったと傲慢にならないこと」だと思います。

投資に対して自信を持つことは重要ですが、自信過剰になると足元をすくわれます。

これからも謙虚な姿勢で投資をしていきましょう。

まとめ

以上、いかがでしたでしょうか。

私は株式投資はマラソンのようなものだと考えています。

短期的な失敗や成功にとらわれずに、あくまでも長期的に、自分自信の定めたゴールに向かってコツコツと継続していくことが大切だと思います。

今回はコロナショックから改めて学ぶことができた

「メディアの情報を取捨選択すること」

「キャッシュポジションを適切に保つこと」

「成功体験に縛られず謙虚な姿勢を保つこと」

この3つの重要性についてお話させていただきましたが、今回の内容が皆さんの「投資というマラソン」を完走するための参考になっていれば幸いです。

このブログでは投資を中心に将来をデザインするのに必要な情報を発信しているので、今回の内容が良かったと思っていただけた方は引き続き応援宜しくおねがいします。

それでは皆さん、今日も素敵な一日をお過ごし下さい!

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