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資産形成

【豪州市場分析】投資対象としてのオーストラリア市場を評価してみた【日本と比較】

チェロ
チェロ
投資をするとなれば、投資先の経済状況が気になってきた。。
ホワ
ホワ
投資先の経済状況を知ることは重要なことだと思うよ。代表的な指標だけでもいいから一緒に見てみよう!

こんにちは、風見です。

今回は投資対象としてのオーストラリア市場をいくつかの経済指標を日本と比較しながら見ていきたいと思います。

豪州準備銀行(RBA)は18年12月の金融政策理事会の議事要旨を発表しました。
内容は金融緩和を示唆するものとなっており、家計消費や債務水準、住宅価格といった指標が悪化していることや、中国景気をに不透明感が漂っていることから、これまで堅調な成長を維持していたオーストラリア経済の減速の可能性が見え隠れしています。
私は通貨分散の対象国の一つとしてオーストラリアドルを保有しています。投資先としてのオーストラリア市場を日本と比較しながら分析していきたいと思います。

  • オーストラリアの各種経済指標を日本と比較しながら確認できる
  • 主要経済指標の概要を学べる

オーストラリア市場基礎データ ~主要経済指標~

細かなデータを見ていく前に先ずはオーストラリアの基礎的な情報を見ていきたいと思います。
下記の11項目について、オーストラリアだけではなく日本と各項目の世界No.1の国も紹介することにします。

首都

首都とはその国の中央政府のある都市のことです。
キャンベラの人口は約36万人でオーストラリア国内では第8位の都市です。
日本人に馴染みのあるシドニーやメルボルンの間に位置しています。
キャンベラがオーストラリアの首都になったのは1908年のことなのですが、実はシドニーとメルボルンが首都として候補に挙がっていた中で妥協策としてキャンベラが選ばれたという過去があるようです。

国土面積

オーストラリアの国土面積は世界第6位で日本は第61位となっています。
日本の約20倍の面積ですね。
ちなみに第1位はロシアで日本の45倍です。

人口

オーストラリアの人口は約2千5百万人で第53位、第10位の日本の約1/4です。
地図の大半を占めている黄色い部分で、この黄色い部分にはオーストラリア全人口の2%しか住んでいないようです。
98%は沿岸を中心とした白い部分で暮らし、さらに92%が5大都市に集中しているそうです。すごい人口の集中の仕方ですね。

名目GDP

GDPとはGross Domestic Productのことで、日本語では国内総生産と言います。
内容は一定期間内(大抵1年)に国内で産み出された付加価値の総額のことです。
簡単に言えば、「国が1年間でどれだけ儲けたか」と考えてもらえばいいと思います。
実質GDPという言葉も後で出てくるので先に説明すると、「一定期間内に国内で生み出された付加価値の合計(=名目GDP)」から「物価変動」の影響を取り除いて、「その年に生み出されたモノやサービスの”本当の価値”」を示すものです。
よって、名目GDPよりも実質GDPの方が経済指標としてよく使われます。
オーストラリアは名目が13位、実質が12位となっています。経済の規模では日本が勝っています。(2017年)

貿易輸入額・輸出額

各国の通年の貿易金額の合計です、オーストラリアは輸出額が世界22位で輸入額が第23位となっています。
後で見ていきますが、オーストラリアは収支が大きくマイナスになることもプラスになることもない印象です。

政府債務残高

政府債務残高とは国が抱える債務(=借金)の総額のことです、日本の場合はGDP比で238%で堂々の世界第一位となっています。
オーストラリアはGDP比で約41%となっており健全な体制となっています。

外貨準備高

各国の通貨当局の管理下にある、直ちに利用可能な対外資産のことです。
急激な為替相場の変動を抑制するときや、他国に対する外貨建債務の返済が困難になったときなどに用いられます。
日本の外貨準備残高は中国に次ぎ世界第2位で、主に米国債を買っています。

チェロ
チェロ
ほとんどの項目で日本の方が勝ってる!オーストラリアよりも日本に投資しよう!
ホワ
ホワ
確かに上記項目をみれば日本の方がいい環境に見えるね。でも、せっかくだからもう少し一緒に見ていこう

GDP推移

先ずはGDPを見ていきましょう。

実質GDPと成長率

(単位 日本:10億円 米国:10憶AUD)

表とグラフでは2009年からの数値しか載せていませんが、実はオーストラリアは1992年以降、26年間GDP成長率がプラスで推移し続けています。
また今後も安定してプラスで推移することが予想されており、非常に安定していると言えます。
また「先進国の中で26年もの間成長し続けているのはオーストラリアだけ」なので、いかに優れた市場化が分かります。
リーマンショックの時でもプラス成長をしていたことを考えると長期投資には最適と言えると思います。

実質GDPとGDP成長から分かること

  • オーストラリアは26年間成長し続けている唯一の先進国
  • リーマンショック時も成長を続けたという安心感

人口

経済成長には欠かせない要因の人口について人口増加率と出生率の数値を見てみましょ。
(単位:100万人)

オーストラリアは、人口の絶対値は日本の1/5程ですが、特筆すべきはその成長率です。
日本は出生率の低下に伴い、人口は減少し続けていく見通しですが、オーストラリアは高い出生率を維持していることに加えて、積極的に移民を受け入れる政策をしているので、今後も安定的に人口が増加する見通しです。
人口増加は経済成長のアクセルの一つになりますので、オーストラリアは今後も安定した成長が期待されます。

人口推移・成長率から分かること

  • 日本の人口成長率がマイナスな一方で、オーストラリアは成長をキープ
  • 人口減少が予想される日本より、人口が増加するオーストラリアの方が魅力的

失業率

次に失業率を見ていきましょう。
雇用動向を示す指標としては、他に厚生労働省が発表する有効求人倍率があります。
雇用は景気に大きな影響を与えるため、市場関係者から注目を集めています。

失業率から分かること

  • オーストラリアの失業率は5~6%で安定的に推移
  • 1991年ごろは10%を超えていたことを考えれば政策により改善しており、世界でも106国中63位と良くもなく悪くもない水準

インフレ

インフレとは、モノの値段が全体的に上がり、お金の価値が下がることです。
インフレの原因のひとつには好景気があげられます。
景気が良いとモノがよく売れ、需要が供給を上回り、モノの値段が上がります。
また、賃金や原料の高騰などで、モノを作るための費用が上がり、モノの値段が上がることがあります。
(2010年を100としたときの消費者物価指数推移)

物価推移状況

  • オーストラリアは緩やかなインフレが継続、政府目標の3%が目安
  • 日本は日銀が2%のインフレ目標を掲げるも未達

輸出入 貿易収支

貿易収支とは、輸出量と輸入量の差額のことをいいます。
貿易黒字が増えると、その分貿易相手国から受け取る外貨が増え、それを日本円に交換するために外貨を売って円を買うことになるので、円高になります。
また、貿易黒字が増えることでGDPが押し上げられ、その逆で貿易赤字が増えることで押し下げられることになります。

オーストラリア

(単位:10憶USD)

主要輸出品目:鉄鉱石(16.3%)、石炭(12.8%)、教育関連旅行サービス(6.6%)
主要輸入品目:個人旅行サービス(8.3%)、乗用車(6.4%)、精製油(4.3%)
主要輸出先 :中国28.3%、日本11.7%、米国6.3%
主要輸入元 :中国18.1%、米国12.7%、日本6.6%

日本

(単位:10憶USD)

主要輸出品目:自動車,半導体電子部品,自動車部品,鉄鋼
主要輸入品目:原油および粗油,LNG,衣類,通信機
主要輸出先 :米国,中国,韓国,オーストラリア
主要輸入元 :中国,オーストラリア,アメリカ,サウジアラビア

貿易収支状況

  • オーストラリアは輸出入ともに中国が取引先No.1(中国経済の影響に大)
  • 鉄鉱石と石炭で輸出の約3割を占める資源国

最後に

ホワ
ホワ
GDPや人口の推移を見てみてどうだった?
チェロ
チェロ
うーん。。規模としては日本の方が大きいことは確かだけど、将来性はオーストラリアの方がある気がする
ホワ
ホワ
そうだね。オーストラリアは急激な成長はないかもしれないけど、今後も安定して成長してくれそうな期待感があるよね。

代表的な指数を簡単ではありますが、紹介させて頂きました。上記指数だけでは判断できないかもしれませんが、このように投資対象国について勉強することで投資戦略の助けになるかもしれませんので、ぜひ参考にして頂ければと思います。

出典:IMF、世界銀行、外務省

資産運用を行う上での大前提

・本記事はあくまでも参考情報であり、金融商品の売買を勧めるものではありません。
・取引を行う際はリスクを熟知した上で、完全な自己責任において行ってください。

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